iFOREX(アイフォレックス)の法人口座開設は、個別で申請します。「法人口座を開設したい旨」を問い合わせると、必要書類をメールで案内してくれます。
問い合わせは、公式ページの「お問い合わせ」からできます。
(公式)公式案内と問い合わせ
他の海外FX業者では見ない、珍しい書類が3つありました。
珍しい提出書類
- 取引承認書
担当者の取引を会社が承認する書類です。
テンプレートがないので、自分で作成します。 - 委任状(英文)
取引を任せる担当者の情報を提出します。 - 納税届出書(英文)
法人によって記入箇所や内容が変わります。
そのため税理士や会計士への相談が推奨されています。
取引承認書と委任状は、記入例を公開しました。納税届出書はページ数があるので、PDFファイル(記入例)をメールで差し上げます。
iFOREXの法人登録必要書類
スタッフに聞いた、法人口座開設の必要書類です。
法人口座の必要書類
- 法人登録が確認できる書類(登記簿謄本)
- 取引承認書
- 株主名簿(株式会社や有限会社)
- 役員全員の身分証明証と住所確認書
- 法人の住所確認書
- 英文書(委任状と納税届出書)
取引承認書はテンプレート(記入例)がないので、以下の内容を記載した文書を作成します。
取引承認書の内容
- 会社が外国為替取引を承認する旨
(例)iFOREX株式会社は、外国為替取引を承認します。 - 実際に取引を行う方の氏名
- 社印を押印
そして身分証明証と住所確認書は、それぞれいずれか一点を提出します(住所確認書は発行から6ヶ月以内のもの)。
- 身分証明証
運転免許証、マイナンバーカード、パスポート - 住所確認書
公共料金や電話料金の請求書、銀行やクレジットカードの利用明細、税金や保険料の納付書、住民票
iFOREX法人口座の英文書類記入例
提出書類には、2つの英語文書があります。委任状(Nomination of an Agent Annex)と、納税届出書(Entity Self-Certification Instructions for completion)です。
カスタマーに聞いたところ、記入例や日本語訳の文書はありませんでした。そのためGoogle翻訳を使って、内容と入力項目を確認しました。
委任状
Agent(代理人)は、取引担当者名を入力します。記入はすべて英数字(ローマ字)です。
The Client(依頼人)には、代表者の名前と署名を記入します。The Agentには、担当者の情報を入力します。
担当者の記入内容
- パスポート番号
- 名前
- 携帯番号
- 自宅番号(なければ携帯番号と同じ)
- FAX番号(なければ無記入でも可能)
- メールアドレス
- 住所
- 記入した日付(14/9/2020など)
- 担当者の署名
納税届出書
法人の納税届出書は、事業体系によって記入箇所と内容が変わります。そのためiFOREXでは、税理士や会計士への相談を推奨しています。
顧問税理士に記入例の作成を依頼したら英文書は非対応だったので、自分で日本語の記入例を作成しました。
委任状と比べて内容が多いので(10ページ)、ツイッターのフォロワーの方にPDFファイル(記入例)を差し上げます。
(参考)ツイッターアカウントはこちら
こちらの「お問い合わせフォーム」の本文に、ツイッターのアカウント名と書類希望の旨を書いてご連絡ください。ファイルを添付して、メールで返信します。
私は専門家ではないので、参考程度に活用ください。一度書類を提出すれば修正箇所を指摘してくれるので、最初の提出の手助けになれば幸いです。
まとめ
アイフォレックスの法人口座開設は、難易度が高いと思います。英文書類があるからです。
特に納税届出書はページ数もあり、法人によって内容が変わります。可能であれば、税理士や専門家に相談しましょう。
審査が厳しいということは、参入壁が高くなります。つまり適当な法人は口座を作れないので、今後も良質なサービスを安定して受けられる可能性が高いです。
アイフォレックスは口座利息・キャッシュバック・ロスカットなしと、他の業者と一線を画すハイスペックです。法人口座を作るメリットは十分あるので、是非チャレンジしてみてください。
(公式)アイフォレックス
謄本だけで法人口座を作れる海外FX業者もいるので、合わせて活用ください。
(参考)海外FXの法人口座まとめ