IronFX(アイアンFX)ではまずは個人口座を作り、その後法人口座を開設できます。作り方は3パターンです。
法人口座の作り方
- 個人アカウントから名義変更(個人口座→法人口座)
- 現在のアカウントで法人口座を追加(個人口座と併用)
- 新しい法人名義のアカウントを作る(個人名義と2つ運用)
合同会社で社員が代表者だけなら、法人書類は謄本と定款だけです。そして最短2営業日で口座開設できるので、合同会社の一人社長は特におすすめです(通常は2週間ほど)。
(公式)アイアンFX
IronFXの法人口座登録手順
法人口座を開設するには、まずは代表者として個人口座を開設します。こちらの公式フォームから登録できます。
(公式)口座開設フォーム
個人口座の開設手順は、こちらの記事も参考ください。
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IronFXの口座開設方法と口座タイプの選び方
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個人口座を開設したら、日本のサポート窓口(japan.support@ironfx.com)にメール申請をします。
メールの申請内容
- 口座登録者の名前
- メールアドレス
- 法人口座を開設希望の旨
必要書類が案内されるので、提出します。手続きが完了したら承認メールが届き、クライアントポータル(会員ページ)にログインできます。
IronFXの法人口座と個人口座の変更
個人アカウントでまだ入金していなければ、個人名義を法人名義に変更できます。一度でも入金していたら、法人化はできません。
理由は安全な取引のため、入出金方法は本人名義が原則だからです。そのため法人口座は、法人名義の決済サービスを使います。
入出金の注意点
役員が代表者1名であれば、個人名義のサービスでも決済が通ることがあります(クレジットカードなど)。
ただし出金エラーが起こりやすいので、法人口座で個人名義の決済は非推奨です。
個人アカウントを法人化しない場合は、現在のアカウントで法人口座を追加するか、新しい法人名義のアカウントを作ります。
個人と法人両方のアカウントを持つ場合は、メールアドレスが2つ必要です。アカウントが分かれていれば、税制上の振り分けもより明確に示せると思います。
IronFX法人口座の必要書類と審査時間
株式会社や有限会社の必要書類です。
法人口座の必要書類
- 定款
- 履歴事項全部証明書(発行6ヶ月以内)
- 株主証明
- 本社住所を証明する銀行明細書あるいは光熱費領収書(過去6ヶ月以内)
- 取締役全員の有効な身分証明書と住所証明書(発行から3ヶ月以内)の写し
日本語で提出する場合、口座開設まで2週間ほどかかります。IronFX側で英訳する時間が必要なためです。もし英文書類で提出できるなら、開設までの期間は短くなります。
合同会社で社員が代表者1名の場合は、法人書類は謄本と定款だけで済みます(あとは個人書類)。そして最短2営業日で審査が完了して、口座が利用できます!
まとめ
IronFXの法人口座開設は、柔軟な印象を持ちました。作り方が3パターンあるのは、珍しいからです(他の業者は変更と新規どちらか)。
(参考)海外FXの法人口座まとめ
メールアドレスを2つ用意できない人は1つのアカウントで管理でき、アカウントを分けたい人は別々に運用できます。
また合同会社の優遇も初めて見ました。社員が2名以上いても、退任登記が謄本で確認できれば簡略対応してくれます(スタッフに確認しました)。
(公式)口座開設フォーム