ポジションと逆方向に動いたら買い増す「ナンピン」と、ロット数を増やす「マーチンゲール」を売買ロジックに取り入れたEAを運用しています。
7時間で94,304円の利益を出したこともあります。もし含み損を抱えても、追加ポジションの含み益で利益を出しやすいです。
ただしポジションと反対方向のトレンドが続くと、含み損が増えます。そして資金(口座残高)が損失に耐えられなくなると、ロスカットのリスクもあります。
実際に私はロスカットされて、160万円の損失を出しました!そこから適切な資金管理(口座残高に対するロット数)と、手動やシステムによる事前の損切りが大切と学びました。
ナンピンとマーチンゲールは定番の売買ロジック
「ナンピン」は損失を和らげる買い方です。ポジションと反対方向に価格が動いたら、同じ方向の注文を追加します。
例えば100円で買いの1ロットを入れて価格が98円に下がったら、買いの1ロットを追加します。この時平均取得単価は99円となり、価格が上昇した時に利益が出やすくなります。
「マーチンゲール」は、理論上負けない手法です。含み損が出たら、ロットを2倍にして追加注文をします。
例えば買いで1ロット持って価格が下がったら、買いで2ロット→4ロットと足していきます。このように追加ポジションの含み益で、今までの含み損を減らしていきます。
そして保有ポジションの合計が含み益に変わったら、まとめて決済することが多いです。
「ナンピンマーチンゲール」は、ナンピンとマーチンゲールを組み合わせた売買ロジックです。ナンピンの買い方に、マーチンゲールのロット数を取り入れます。
200種類以上のEAが無料で使い放題の海外FX業者「GemForex」でも、トレードスタイルで選べます。それほどナンピンとマーチンゲールは、EAの世界でも定番人気です。
GemForex(ゲムフォレックス)のEAサービスは、こちらの関連記事を参考ください。
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ロスカットしないために資金管理と損切りが大切
ナンピンマーチンゲールは理論上負けませんが、ポジションと反対方向に価格が伸び続けると含み損が増えていきます。
そして資金(口座残高)が損失に耐えられなくなると、ロスカットのリスクもあります。私はロスカットされて、160万円の損失を出したことがあります。
体験談はこちらの記事にまとめました。
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ロスカットしないためには、資金管理(口座残高に対する適切なロット数)が大切です。そして手動またはシステムによる損切りで、未然に防ぐ動きも必要と痛感しました。
まとめ
ナンピンマーチン系では、証拠金維持率が一定値を下回ったら追加注文を止めるEAもあります。相場が戻って含み損が減るのを待つためです。
一時的な静観は賛成ですが、相場が戻らなければそのままロスカットに近づきます。
そのため手動で損切り決済をするか、損失額に応じた自動損切りをするEAを使うことが有効だと思います。
ロスカットはトドメを刺されて言い訳もできないので、案外あきらめがついて前を向けたりします(仕方ないと言い聞かせる)。
ですが実際は口座残高をほぼ全部失ったので、生産性は最低です。損切りをしていくらか手元に残せば、そのお金で再稼働や別の投資にまわせます。
そのためロスカットにだけは気をつけて、これからは安全運用を徹底していきます。