雇用統計発表時は、海外FX業者を使って両建てをしています。今回の利益は17,110円(ドル円の上昇)でした。
(発表時の変動は40pipsほどでした)
利益の内訳とFX会社
- 買い:+10,240円(FBS)
- 売り:ー3,230円(AXIORY)
- 手動:+10,100円(XM)
両建てをすれば、価格がどちらに向いても利益を狙えます。そのため相場が大きく動きやすい、雇用統計などの指標発表時に活用しています。
海外のFX業者を使う理由は、こちらの関連記事を参考ください。
(参考)海外FX業者の雇用統計手法
この記事では、実際に稼いだやり方をシェアします。
レバレッジとロット数の設定方法
普段使っているXMに加えて、両建て制限のないFBSとAXIORYに1万円ずつ入れました。
FBSはドル口座なので換算されています(90.68ドル)。
アキシオリーは2万円以上の入金で手数料無料です(今回は1,500円負担)。
最大レバレッジはFBSが3,000倍で、AXIORYが400倍です。AXIORYはフルレバレッジの0.1ロット(1万通貨)にして、FBSは高めの0.4ロットにしました。
XMの最大レバレッジは1,000倍で、普段の1ロット(10万通貨)でトレードしました。
最大レバレッジと今回のロット数
- FBS:3,000倍、0.4ロット
- AXIORY:400倍、0.1ロット
- XM:1,000倍、1ロット
- 参考:海外FX会社の一覧
計算はXMのツールを使うと便利です。
(参考)XMの計算ツール
最大レバレッジが異なる2社を選んだ理由は、トレンド予想に自信があったからです。
今週はクロス円の爆上げがあったので、そのまま上昇すると予想しました。そのためロットの多いFBSで「買い」、少ないAXIORYで「売り」ポジションを持って損小利大を狙いました。
予想通り上昇したので買いの利幅は伸びて、売りの損失は減りました。本来であれば反対方向のポジションは、ロスカット覚悟ですが最小限の被害で済みました。
相場は上がるか下がるか分からないので、基本はレバレッジが同水準の業者で同じロット数にしています。
両建てと手動注文の手順(エントリータイミング)
発表前に両建てで買いと売りのポジションを持ち、発表直後にトレンドを目視したらすぐに手動注文を入れました。
注文の手順
- 両建て(発表前の21:29辺り)
- 手動(発表直後のトレンド確認後)
両建てはなるべく発表直前に持つことで、発表前の価格変動によるロスカットリスクを減らせます。
そして21:30に雇用統計の結果が発表されると、すぐに大きな上昇か下降が始まります。トレンドを目視してすぐに発注すれば、手動でも十分間に合いました。
(今回の手動利益は10,100円でした)
初動が遅れる代わりに後出しじゃんけんができるので、両建てよりもロット数を増やして稼ぎにいくのもおすすめです。
発表時にチャートが見れずエントリーできなかったり、手動が不安であれば両建てのみで良いと思います。
(参考)海外FXの両建てルール
取引量とロスカットで利益と損失を調整
今回はロット数が少なく価格変動も狭めでしたが、取引量が10倍なら期待できる利益も10倍になります。
急な相場変動でロスカットが正常に機能しないリスクを考慮すれば、最大損失額は口座残高です。ですが通常はロスカットがかかるので、トレンドと反対方向のポジション口座の残高をすべて失うケースは少ないです。
海外FX業者のロスカット水準は20%〜30%が相場ですが、ロスカット0%と100%の業者もいます!
ロスカットが特殊な海外業者
- 0%:エクスネス、アイフォレックス、ランドFX(現Land Prime)
- 100%:トレードビュー
- 詳細:海外FXのレバレッジとロスカット
さらにエクスネスとトレードビューは、両建てが自由なので業者間取引もできます!
- 予想のある方向:ロスカット0%の口座(最後までポジション勝負)
- 反対方向:ロスカット100%の口座(早めの損切り)
に設定することで、利益の最大化と損失の最小化が狙えます。
まとめ
両建てを使えば、相場がどちらに動いても対応できます。そのため不確実な予想に使う、時間と手間が省けます。
反対ポジションを持つ口座の損失以上に、トレンド方向で利益を出せばプラス確定です。
相場が動きそうな時は資金を増やして、レバレッジをかけて勝負します。相場があまり動かなそうな時は、両建てのロットは減らして手動で調整するようにしています。
手動(裁量)だけですと、発注後に急にトレンド転換したら損を抱えます。ですが両建てを入れておけば、どちらかのポジションが利益に転じます。
両建てという仕組みで保険をかけつつ、隙あらば手動でさらに勝ちにいく「二刀流」です。読めない相場こそ、不確実要素を減らしていきましょう!