EA(自動売買ソフト)でロスカットされて、160万円の損失を出しました!
-1,611,628円の損失で、口座残高はほぼゼロ(1,500円くらい)です。
ロスカットした理由は、相場が想定以上に急変動したことです。ユーロドルの売りポジションを増やしていましたが、上昇トレンドに耐えれませんでした。
そしてロスカットを招いた原因は、ロット数と手動決済に感じました。
ロスカットの原因
- リスクを取ったこと(推奨ロット以上)
- 損切りと利益確定を手動でしなかったこと
開発者の提案に100%素直じゃないのに、EAを過信しすぎた結果でした。
欲が出てロット数を下げなかった
今回のEAは、途中で推奨ロット数が小さくなりました。例えば10万円で0.1ロット→20万円で0.1ロットという変更です。
理由は最新の変動幅(高値と安値)で、ロスカットされないように対策するためです。
私は変更前の推奨値で、一度もリスクを感じず利益を積み重ねていました。そのため「まあ大丈夫だろう」と資金を増やしながら、変えずにそのまま稼働していました。
すると数日間でみるみる含み損が増えて、ロスカットになりました。ですが変更後の高値には到達しなかったので、推奨値を変えていたらロスカットは回避できていました。
これは「楽して稼ぎたい」という欲が先行したので、完全に自己責任です。ロットは小さいほどロスカットリスクが下がるので、今後は長期的な安定運用を目指します。
ロットについてはこちらの関連記事も参考ください。
(参考)海外FXのEA設定方法
EAを過信せず時には手動決済も必要
含み損が増えていく中で、一度だけ約10万円の含み益になった時がありました。
「今決済すれば10万円の利益で、含み損とロスカットのリスクから一旦解放される」と思い、手動決済が頭をよぎりました。
ですがEAはなかなか決済してくれません。おそらく抱えた含み損に対して、利益幅が足りなかったのだと思います。
「今まで利益を出してくれているし、今より好条件で利確してくれるか」と、自分を納得させて決済しませんでした。
ですが結局利益は戻らず、ロスカットの結末でした。
証拠金維持率が一定値より下がると、追加注文を止めて含み損が減るまで待つシステムでした。そのため相場が戻らなければ、大きな損切りとロスカットを待つのみです。
*証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100
*有効証拠金=口座残高+ボーナス+含み損益
そのため今回は、手動で利益確定と損切りをすべきでした。
(参考)FXで勝てない理由と勝ち方
どうせ失うなら100万も150万円も同じではない
含み損が100万円を超えた辺りから、「100万円を損切りするのも口座全額失うのも同じか」と思う時がありました。
まだ損切りがもったいないと感じていて、EAを過信している証拠です。
例えば110万円で損切りすれば、50万円残ります。この50万円を使って再投資できるので、全額失うことと同じではありません。
適正ロット以下のリスクで再稼働してもよし、株、ゴールド、ビットコインなどFX以外の運用もできます。
(詳細)海外FX業者のCFD取引
まとめ
「含み損が増えるとIQが下がる」という言葉を、先輩トレーダーから聞いたことがあります。今回まさに体感した言葉です。
(参考)FX成功者から学んだトレード法
常にチャートを見ていて落ち着かず、他のことに集中できません。途中から判断が面倒になり、なるようになるさと思いました。
つまり他のせいにして、あきらめてしまったんです。この姿勢を見つめ直す、手痛い機会になりました。
今は「160万円で済んでよかった(さらに調子に乗る前で)」と思うしかありません。さらにFXを学んで、自分と向き合います。
そして安全な運用と迷いのない損切りで、EAも稼働していきます。
(詳細)海外FXの自動売買まとめ