IS6FXは同じ口座内で両建てが可能ですが、口座間や業者間の両建ては禁止です。
両建ての禁止行為
- 口座間:IS6FXの口座AとBなど
- 業者間:IS6FXの口座とXMの口座など
- 類似通貨ペア:ドル円とユーロドルなど
類似通貨ペアとは、例えばドル円とユーロドルをロングで持ちます。ドル高ならドル円が上がり、ドル安ならユーロドルが上がります。
そのため「ドルのヘッジ」と見なされ、禁止行為に該当する場合があります。
禁止行為とペナルティ対応は、海外FXで一般的な内容です。
(公式)IS6FX
IS6FXの禁止行為とペナルティ
公式サイトのガイドライン(利用規約)では、以下の両建ては禁止されています。
両建ての禁止行為
- 複数の業者(もしくは複数のトレーダー)の口座で両建て等のヘッジ取引を行うこと
- 当社で複数の口座を持ち、両建て等のヘッジ取引を行うこと
- 参考:公式サイトより
ヘッジ取引は将来の価格変動リスクを回避するために、反対ポジションを持つことです。
IS6FXはゼロカットやボーナスを提供しているので、損失補償のためだけにサービスを使われることは本意ではありません。
(参考)IS6FXのボーナス説明
*ゼロカットは、マイナス残高を0に戻す仕組みです(海外FXでは一般的)。
担当部署の判断で禁止行為が認められると、以下の対応があり得ます。
禁止行為の主なペナルティ
- 口座凍結、アカウント停止
- ウェブサイトやサーバーへのアクセス拒否
- ゼロカットの対象外(リセット分を差し引いて出金)
参考:IS6FXのゼロカットルール
ペナルティの内容は、海外FX業者として一般的です。
IS6FXの休止口座と解除方法
取引が3ヶ月間ない口座は、休止口座となり毎月5ドルの口座維持手数料が発生します。
休止口座の解除は、カスタマーサポートに依頼します(メールかチャット)。3営業日以内を目安に解除され、完了後にメール連絡が入ります。
休止中の入金や資金移動は、口座復活後に自動で反映されます。
休止口座は口座凍結とは違い、アカウント内容は生きている状態です。休止解除を断られたり、口座が完全に使えないと凍結状態になります。
(参考)IS6FXの口座タイプ
IS6FX両建て時の必要証拠金の計算方法
両建て時の必要証拠金は、オフセット方式です。同じ数量の時は相殺されて、必要証拠金は0になります。
(スタッフに確認しました)
証拠金の計算例
- 同じ数量=0(相殺)
- 違う数量=差分(買い3ロット、売り2ロット=1ロット)
オフセット方式はMT4対応の海外FX業者の主流です。
もうひとつのMAX方式は同じ数量で片方分、違う数量は多い方のポジションが適用されます。
まとめ
異業者間の両建てをすると、以下の有利なトレードができます。
- スワップポイント利益の最大化
- 指標トレードの損失回避(雇用統計など)
業者間の取引は、両建てが自由にできる海外FX業者を使っています。
(詳細)両建てが自由な海外FX業者
IS6FXも同じ口座の両建てはできるので、レンジ相場の初動見極めなどに使えます。
(公式)IS6FX