海外FX業者には、クレジット・デビット・プリペイドカードで入金できます(プリペイドカードは非対応の業者も一部います)。
そして初めての出金は、入金したカードへの返金(入金額が上限)が一般的です。理由は本人確認のためです(利用者本人にキチンとお金を返すため)。
今回は三井住友VISAゴールドカードを使って、実際に入出金しました。
一度決済に使っているカードなので、基本は金額を決めてすぐ出金できます。海外FX会社の処理時間は30分以内が相場で、カード会社の締め日と支払日に合わせて返金されます。
*三井住友カードは現在、海外FX業者への利用を推奨していません。
海外FX業者の出金手続きとカードの本人確認
入金履歴があるカードに出金する場合、基本の手続きは出金口座と金額設定だけです。
(アキシオリーの出金画面)
手数料は無料が一般的ですが、出金額が低いと発生することもあります。相場は2〜3万円以下の時に、数百円〜1,000円程度です。
対象カードが初めての出金の場合、カードの本人確認が必要なFX会社もあります。
例えばFBSはカード番号を入力して、カード写真をアップロードします。安全の確保から、セキュリティコードは隠して大丈夫です。
海外FX会社の処理時間とカード会社の返金スケジュール
FX会社の出金処理時間は、30分以内が目安です(遅くとも24時間)。実際にFBSは19分、AXIORYは13分でした。
出金は返金扱いなので、FX会社からカード会社へキャンセルの連絡が入ります。返金が利用明細(口座)に反映されるのは、通常2〜5営業日ほどです(長引くこともあります)。
返金の流れと日時はカード会社により、今回利用した三井住友カードは以下です。
三井住友カードの返金方法
- 支払い日が10日の場合
毎月15日に締め切り、翌月10日に返金 - 支払い日が26日の場合
毎月月末に締め切り、翌月26日に返金 - 利用とキャンセルデータが同月の締め日内に到着
同月の利用明細上で相殺 - 締め日を過ぎてキャンセルデータが到着した場合
一旦代金を請求し、翌月以降に他の利用分と相殺 - キャンセル分が月の請求額を上回る場合
引き落とし口座へ差額を返金
相殺処理の場合、利用明細に表示されないこともあります。10日程度経っても着金が確認できなければ、カード会社・銀行やFX会社に問い合わせましょう。
まとめ
カード入金は即時反映で便利ですが、初回の出金も同じカードを使う必要があります。
最初に入金額分を利用カードに返金したら、ウォレットや銀行振込で制限なく出金できるようになります。
カード出金は返金(キャンセル)扱いなので、他の決済方法(数時間〜数日)よりも着金に時間がかかります。
手続きはカンタンなので、特に手間は感じていません。むしろ一度使ったカードなので、安心できます。
ただ金額制限があるので、利益が出ると出金は二段階になります。二度手間が気になるなら、最初から出金制限のない決済方法で入金しましょう。
(参考)海外FXの出金方法