TitanFX(タイタンFX)で法人口座を開設したので、実際の手順と注意点をまとめました。
法人口座の特徴
- 個人口座から切り替えはできない
- 個人口座との併用はできる(メールアドレスを分ける)
- 法人の必要書類は登記簿謄本、住所確認書、役員証明書
- 個人の必要書類は身分証明書、住所確認書
- *必要書類は3ヶ月以内に発行されたもの(身分証以外)
- 代表者個人名義のカードで決済できる(1人社長の場合)
アカウント登録をしたら、本人確認手続きで必要書類を提出します。本人確認の審査は最大2営業日ですが、私は1日弱で完了しました。
分かりにくかったことや、エラーが出たところを合わせてシェアします。
TitanFXの法人口座登録手順
こちらの口座開設フォームから「法人取引口座」を選びます。
(公式)口座開設フォーム
会員ページにログインするための、メールアドレスとパスワードを入力します。すでに個人口座をお持ちの方は、別のメールアドレスを用意ください。
取引口座の設定
次に口座の詳細設定をします。
口座の設定項目
- プラットフォーム
定番のMT4、最新のMT5 - 口座タイプ
手数料無料のスタンダード、スプレッドが狭いブレード - レバレッジ
最高1,000倍 - 通貨
円、米ドル、豪ドル、シンガポールドル、ユーロ - 参考:TitanFXの口座タイプ
口座は1アカウントで15個まで作れるので、まずは好みの組み合わせで気軽に1つ開設してみてください。
(参考)TitanFXの個人口座開設手順
会社情報の入力
法人名と住所を入力します。法人名の記入例は日本語と英語表記になっていますが、日本語表記はエラーになりました。そのため会社名は、英語表記で入力してください。
メールアドレスを認証してログイン
登録したメールアドレスが正しいか確認するために、認証メールが届きます。
「確認」をタップして、認証を済ませます。
アカウント登録完了です。そのままクライアントキャビネット(マイページ)にログインできます。
別途、取引口座(MT4など)の口座番号、パスワード、サーバー情報がメールで届きます。
TitanFXの本人確認手続きと必要書類
クライアントキャビネットにログインしたら、本人確認の案内が表示されます。すべての機能を制限なく、安全に使うために必要な手続きです。
「開始する」をタップして、必要情報の入力と書類の提出をします。
入力項目
- 法人番号
- 会社の設立年月日
- セキュリティ(秘密の質問と答え)
- 取締役の人数と個人情報
- 受益株主の人数と個人情報
- 会社の住所(本店)
- 投資額と期間の回答
必要書類は身分証明証以外、3ヶ月以内に発行されたものが対象です。
提出書類
- 身分証明証(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
- 住所証明書(公共料金、住民票、銀行やカード明細)
- IDセルフィ(身分証と自分が映っている写真)
- 登記簿謄本
- 法人の住所確認書(公共料金や銀行・カード明細)
- 役員および実質的支配者の証明書(ダウンロード先の案内があります)
私の会社は役員が2人いますが、実質運営者は私だけです(謄本には名前が残っていて、退任登記はまだしていない状態)。
そのため試しに私の情報だけ提出してみたら、無事に審査通りました!(役員および実質的支配者の証明書には私の名前だけ記入し、必要書類も私の分だけの提出)。
一般的に退任登記が済んでいなければ、役員として手続き対象なのでありがたいです。
本人確認の審査は、最大2営業日かかります。不備や確認があればメールが来るので、対応してください。
私は1日弱で手続きが完了しました。書類提出(17時)→書類受理の返事(18時)→本人確認完了の連絡(翌営業日15時)。
書類のアップロード方法と注意点
書類のアップロード方法が分かりにくく、エラーになった箇所もありました。スタッフに確認してうまくいった方法をシェアします。
「UPLOAD」をタップします。
書類タイプを選択して、「CHOOSE A FILE」でファイルを添付します。アップロードをタップして、書類タイプの表示が元に戻ったら完了です。
すべての書類を提出したら、キャンセルを押します。キャンセルを押さないと画面が切り替わらないのは、分かりにくかったです。
アップロードした書類(承認待ち)が表示されていれば、成功です。
一点注意が必要なのが、登記簿謄本です。書類タイプで「日本法人」を選んでアップロードしたら、エラーになりました。
スタッフに聞いて「海外法人」を選んだら、成功しました。海外法人は2種類ありますが、私は「Company Statement」を選びました。
それでもアップロードできない時は、メールでの提出も案内してくれます。
TitanFXは代表者個人名義のカードで入出金も可能
一人社長の場合、代表者個人のクレジットカード(デビットカード)も使えます!
法人口座で使えるカード
- 役員が一人の場合
ビジネスカード(会社名または代表者名が記載)、代表者の個人カード - 役員が二人以上の場合
ビジネスカード(会社名または代表者名が記載)
役員が2名以上の場合は、個人名義のカードは利用できません。そしてビジネスカードの利用も、代表者の同意が必要です。
(参考)TitanFXの入金方法まとめ
海外FXでは安全な決済のために、口座と同じ名義のサービスを使うことが一般的です。タイタンFXは利便性を追求しつつ、役員数で不正利用のリスクを抑えています。
まとめ
タイタンFXは平日24時間サポート対応です。平日であれば、ライブチャットですぐに質疑応答できます。
法人口座は個人口座に比べて、入力項目と必要書類が多いです。今回のアップロードのように、システム面の不安もあります。
そのためなるべくサポート時間内に手続きをして、分からないことはその場で解決した方が安心です。
カスタマーの対応の早さと、日本語の分かりやすさは業界トップクラスだと思います。
(公式)タイタンFX
登録フォームがシンプル、法人書類は謄本だけ、本人確認は代表者のみの業者もいます。手続きが楽なので、こちらの記事も参考ください。
(参考)海外FX業者の法人口座まとめ