Exness(エクスネス)は、法人口座を開設できます。まず個人口座を作り、法人口座の開設をメールで依頼します。
(参考)個人口座の開設手順
メールで問い合わせたら、スタッフと個別に対応します。
法人口座の特徴
- 英文公証が必要(準備費用がかかる)
- 個別相談で柔軟に対応
- 代表者個人名義でも入出金ができる
担当者に必要書類や手続きを聞いたので、参考ください。
法人口座の必要書類
エクスネスは本社がヨーロッパにあり、複数の国で金融ライセンスを取得しています。
そのため法人口座の開設には、英文公証(公文書)が必要です。
(担当者とのメール内容)
書類を英文に翻訳し、アポスティーユ(外務省の証明)を付ける必要があります。そのため書類の準備に費用がかかり、過去に20〜30万円かかった事例があります。
(書類費用の回答内容)
ただし取引状況や今後の利用予定に応じて、書類準備費用はエクスネスで支援することもあるそうです。
最低限必要な書類は以下で、内容によっては追加提出する場合もあります。
必要書類の一覧
- Certificate of incorporation or equivalent(登記簿謄本)
- Certificate of directors and secretary or equivalent(取締役一覧)
- Certificate of shareholders or equivalent(株主名簿)
- Certificate of incumbency or good standing or equivalent(在職証明書)
- Memorandum and Articles of Association or equivalent(定款)
- 役員と株主の身分証(日本語で可能)
運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど - 役員と株主の住所証明(発行から6ヶ月以内)
公共料金の請求書、クレジットカードや銀行の明細、納税書類など
個人書類は状況によって、対象者の範囲が変わることがあります。
口座開設の流れ
まず法人口座を開設したい旨を連絡し、その後個別対応になります。
依頼メールの内容例
- 宛先:support@exness.com
- 件名:法人口座の開設依頼
- 本文:名前とメールアドレス
現在個人口座を使っていますが、取引拡大のため法人口座の開設を希望します。
必要書類や手続きなど、案内をもらえますか?
目的や展望を添えると、具体的な話に移りやすいと思います。
代表者個人名義で入出金も可能
法人口座への入出金は、代表者個人名義の決済サービスも使えます。
(決済方法の質問回答)
入出金にはカード(クレジット・デビット・プリペイド)、仮想通貨(ビットコインなど)、ウェブウォレット(ビットウォレットなど)が使えます。
(参考)入金方法と限度額
海外FXでは安全な取引のために、口座と同じ名義の決済アカウントを使うことが一般的です(法人口座は法人名義)。
エクスネスは決済を便利にしつつ、対象を代表者にすることで不正利用のリスク対策もしています。
まとめ
エクスネスは世界的な金融グループで、大手監査法人を入れています。
会計報告を公式サイトで公開している海外FX業者は、他に知りません(30社ほど見た中で)。
(公式)エクスネス
そのくらいキッチリした会社なので、法人口座の対応にも納得です。
レバレッジ無制限やロスカットなしなど、スペックは業界最高峰です!もし法人登録が難しければ、個人口座で利用する価値を感じています。
- 書類の準備がカンタン(謄本だけなど)
- 日本語のままでOK(費用なし)
- 登録フォームが分かりやすい
など気軽に法人口座を作れる業者もあるので、こちらの記事にまとめました。
(参考)海外FXの法人口座一覧