Exness(エクスネス)は、法人口座を開設できます。まず個人口座を作り、法人口座の開設をメールで依頼します。
そしてメールで問い合わせたら、スタッフと個別に対応します。
法人口座の特徴
- 口座開設には2つの条件がある
- 必要書類は一般的な内容(変わることあり)
- 代表者個人名義でも入出金ができる
この記事では、担当者に確認した必要書類や手続きをまとめています。
Exnessの法人口座を作る条件
エクスネスの法人口座を作る条件は2つあります。
- 個人口座での取引実績(最低3ヶ月)
- プレミアプログラムでシグネチャーランクになること
それぞれ説明をしてきます。
個人口座の開設と取引実績
1つ目の条件は、個人口座での取引実績です。
エクスネスではまず個人口座を開設し、3〜6ヶ月間ほどの取引実績が必要です。
最初から法人口座は作れないので、まずは個人口座を利用しましょう。
(参考)Exnessの個人口座開設手順
Exnessプレミア・シグネチャーであること
2つ目の条件は、Exnessプレミア・シグネチャーになることです。
Exnessでは、取引量の多いトレーダーを優遇するプレミアプログラム(VIPサービス)が用意されています。
そしてシグネチャーは、プレミアプログラムの最上位ランクです。
ランク | 合計入金額 | 3ヶ月間の取引金額 |
---|---|---|
プリファード | 2万ドル | 5,000万ドル |
エリート | 5万ドル | 1億ドル |
シグネチャー | 10万ドル | 2億ドル |
(詳細)Exnessプレミアプログラム
シグネチャーランクの達成条件は、個人トレーダーにはハードルが高めです。
海外FX業者の法人口座開設に、取引の条件があることは珍しいです。一般的には登記簿謄本などの必要書類を提出すれば、法人口座は開設できます。
開設条件が現実的に厳しい方は、他の海外FX業者もご検討ください。
(参考)海外FX業者の法人口座
Exness法人口座の必要書類
法人口座の必要書類は、非公開で個別対応です。必要書類は状況で変わるため、開設条件を満たしてから担当者にご確認ください。
下記、担当者に確認した内容をシェアします。
エクスネスは本社がヨーロッパにあり、複数の国で金融ライセンスを取得しています。そのため法人口座の開設には、英文公証(公文書)が必要になる場合があります。
*英文書は、不要になる可能性もあります。
(担当者とのメール内容)
書類を英文に翻訳し、アポスティーユ(外務省の証明)を付ける必要があります。そのため書類の準備に費用がかかり、過去に20〜30万円かかった事例があります。
(書類費用の回答内容)
ただし取引状況や今後の利用予定に応じて、書類準備費用はエクスネスで支援することもあるそうです。
最低限必要な書類は以下で、内容によっては追加提出する場合もあります。
必要書類の一覧
- Certificate of incorporation or equivalent(登記簿謄本)
- Certificate of directors and secretary or equivalent(取締役一覧)
- Certificate of shareholders or equivalent(株主名簿)
- Certificate of incumbency or good standing or equivalent(在職証明書)
- Memorandum and Articles of Association or equivalent(定款)
- 役員と株主の身分証(日本語で可能)
運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど - 役員と株主の住所証明(発行から6ヶ月以内)
公共料金の請求書、クレジットカードや銀行の明細、納税書類など
個人書類は状況によって、対象者の範囲が変わることがあります。
Exness法人口座の開設手順
法人口座の開設手順は、下記の3ステップです。
- 必要条件をクリアする
- 法人口座の開設を依頼する
- 必要書類を準備する
必要条件をクリアする
まずは、冒頭でお伝えした2つの条件をクリアします。
- 個人口座の取引履歴(3ヶ月以上)
- プレミアでシグネチャーランクになる
法人口座の開設を依頼する
開設条件を満たしたら、法人口座の開設を依頼します。
依頼メールの内容例
- 宛先:support@exness.com
- 件名:法人口座の開設依頼
- 本文:名前とメールアドレス
現在個人口座を使っていますが、取引拡大のため法人口座の開設を希望します。
必要書類や手続きなど、案内をもらえますか?
目的や展望を添えると、具体的な話に移りやすいと思います。
必要書類を用意する
スタッフから案内された、必要書類を提出します。
登記簿謄本や個人の本人確認書類は、一般的に必要なので事前に準備しておくとスムーズです。
Exnessの法人口座は代表者個人名義も入出金可能
法人口座への入出金は、代表者個人名義の決済サービスも使えます。
(決済方法の質問回答)
入出金にはカード(クレジット・デビット・プリペイド)、仮想通貨(ビットコインなど)、ウェブウォレット(ビットウォレットなど)が使えます。
(参考)Exnessの入金方法と限度額
海外FXでは安全な取引のために、口座と同じ名義の決済アカウントを使うことが一般的です(法人口座は法人名義)。
エクスネスは決済を便利にしつつ、対象を代表者にすることで不正利用のリスク対策もしています。
まとめ
エクスネスは世界的な金融グループで、大手監査法人を入れています。
会計報告を公式サイトで公開している海外FX業者は、他に知りません(30社ほど見た中で)。
(公式)エクスネス
そのくらいキッチリした会社なので、法人口座の対応にも納得です。
レバレッジ無制限やロスカットなしなど、スペックは業界最高峰です!もし法人登録が難しければ、個人口座で利用する価値を感じています。
- 書類の準備がカンタン(謄本だけなど)
- 日本語のままでOK(費用なし)
- 登録フォームが分かりやすい
など気軽に法人口座を作れる業者もあるので、こちらの記事にまとめました。
(参考)海外FXの法人口座一覧