FXDDは法人口座を開設できます。個人口座からの名義変更はできないので、新たにアカウントを作ります。
初回入金は50万円以上が必要ですが、口座開設後に未入金でもペナルティはないです。
(カスタマーサポートの回答)
法人口座開設の流れ
- メールで申請(法人口座開設フォームをもらう)
- オンラインで情報入力と署名(記入例あり)
- 必要書類をメールで提出(案内が来ます)
申請から口座開設完了までは、10日ほどかかりました。
申込みフォームの記入箇所は少し多いですが、記入例があるので基本は問題なかったです。
ただし口座の種類と取引プラットフォームの選び方は、分かりにくかったのでカスタマーに質問しました。
手順と合わせて、内容を確認ください。
FXDD法人口座の必要書類
必要書類一覧
- 登記簿謄本(履歴事項全部証明書):3ヶ月以内の発行
- 定款の写し
- 役員または株主全員の本人確認書類(25%以上の株保有者と取引権利者)
本人確認書類はA(写真付き)を2点、またはAとB(写真なし)を1点ずつ提出します。
- A:運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど
- B:健康保険証、住民票、請求書(3ヶ月以内の発行)、名前と住所が記載された明細
書類は、案内メールに返信して提出します。
FXDDの法人口座開設手順
口座開設はオンラインで行うので、専用フォームのリンクをもらうためにメールでカスタマーサポートへ連絡します。
メールの連絡内容
- 宛先:support.jp@fxddtrading.com
- 件名:法人口座オンライン署名
- 本文:法人口座登録希望のメールアドレス、法人名義責任者の氏名(ローマ字)
すでに個人口座を持っている人は、同じメールアドレスは使えないので新たに法人用を用意してください。
メール申請から30分ほどで、3つのメールが届きました。
カスタマーからの返信メール
- 法人口座開設フォーム(自動メール)
- フォーム送信の報告とオンライン署名・
申請書の記入方法 - 口座開設の流れと必要書類の案内
必要書類は案内メールにして返信(添付)して、記入例を参考にオンライン申請を進めます。
法人口座開設フォームでオンライン入力と署名
「法人口座開設フォーム」メール本文の「Review & Sign」をタップして、申請フォームを開きます。
右上の「Start」をタップして、入力を進めていきます。「Next Step」で次の項目へ移動して、「Skip」で項目を飛ばせます。
必要情報と口座設定
- 法人名(株式会社はInc.やCorp.、合同会社は.LLCなど)
- 法人番号
- 仲介業者IB:口座の種類を記入
- 初回証拠金入金額:50万円(5,000ドル)以上
- 口座の種類:マイクロ(最大レバレッジ200倍)
- プラットフォーム:メタトレーダー(MT4とMT5)
- 口座通貨:日本円(JPY)か米ドル(USD)
- 代表者情報(個人、勤務先、財務、投資経験など)
- 銀行口座
仲介業者の欄は、口座の種類を記入します。
スタンダード口座を希望なら「裁量口座 スタンダード口座」、プレミアム口座なら「裁量口座 プレミアム口座」を仲介業者の欄に記入します。
- スタンダード口座:通常スプレッド(手数料無料)
- プレミアム口座:スプレッドが狭い(片道2.9ドル/ロット)
口座は複数持てる(追加できる)ので、まずはどちらか気軽に選んでください。手数料が安めなので、私はプレミアム口座を選びました。
(参考)海外FXの取引手数料ランキング
もし記入を忘れても、後からメールで確認してくれます。
口座の種類と取引プラットフォームは、最初からチェックが入っていて他は選べません。マイクロは口座の仕様で、1,000通貨単位から取引します(個人口座も同じです)。
メタトレーダーはダウンロード版以外に、ウェブ版(ブラウザ)もあります。ウェブトレーダーを希望の際は、口座開設後にカスタマーに依頼できます。
その他の記入内容
- Disclaimer for Corporate Applications(25%以上の株保有者の承認)
- 取締役会議決議書
- 顧客同意書
- 取引資金に関する書類
- 役員のリスト
入力が済んだら「Finish」をタップして、内容に同意(I Agree)で完了です。口座開設申請書のPDFファイルが、メールで送られてきます(保存用)。
口座開設完了&ログインで取引開始
申請をしてから10日ほど経って、口座開設完了メールが届きました(土日を挟む)。
(今回は合同会社なので.LLC)
ログイン情報はカスタマーポータル(利用者専用ページ)と、MT4でそれぞれメールが届きます。
取引プラットフォームをダウンロードして、入金を済ませれば取引スタートです!
FXDDの入金ルールと追加口座の作り方
法人口座の初回入金額は、50万円以上に設定されています。ですが2回目以降は通常に戻り、決済サービスの限度額になります。
(参考)FXDDの入金方法と限度額
法人口座への入出金は、同じ法人名義の決済方法のみ可能です。これは安全な取引のために、海外FX業者では一般的な対応です。
そして法人の場合、2口座目以降の追加は法務部で審査があります(個人は10口座まで審査なし)。
法人口座の追加手順
- 「追加口座の案内ページ」へ移動
- 「10口座目以上の申請フォーマット」を参考に情報を用意
- 指定の宛先へ申請(2営業日ほどで追加完了)
まとめ
FXDDの法人口座開設は、以下のデメリットを感じました。
- 初回入金額が高い(50万円)
- 入力項目が多い
- 記入例はあるけど、実際と違う箇所がある
- 英文が中心(日本語訳はあるけど)
- 事前案内のない内容もあった(口座種類など)
海外FXでは法人口座の入金額指定はあまり見かけず、登録内容ももう少しシンプルな業者が多いです。
そのため入金額や必要書類(役員全員分など)にハードルを感じるなら、他の業者もおすすめです。
書類は謄本と代表者の分だけでOKだったり、社長個人名義の決済サービスで入出金できる業者もいます!
(参考)海外FXの法人口座対応