HFM(旧ホットフォレックス)は法人口座を開設できますが、個人口座からの切り替えはできません。すでに個人口座を持っている場合も、新規で法人口座を開設します(メールアドレスを分ける)。
法人口座の開設手順
- アカウントを登録&プロフィール記入
- 本人確認書類(代表者)をアップロード
- 法人書類を提出(案内メールに返信)
本人確認手続きを済ませてから、24時間ほど経って法人書類の案内が届きました。法人書類は案内メールに返信するので、到着を待ちましょう。
すべての書類が受理されてから、口座承認手続きが完了するまで通常1週間ほどかかります。理由は法人証明書類を、第三者機関の翻訳会社で処理するためです。
HFMはゼロスプレッド、スワップフリー、レバレッジ2,000倍など、取引条件を大幅に改善しました。法人口座で稼ぐのにふさわしい、おすすめの海外FX業者です。
(公式)HFM
HFMの法人口座必要書類
日本法人の提出書類は以下です(証明書は6ヶ月以内の発行か公証のもの)。
必要書類
- 履歴事項全部証明書
- 株主名簿(合同会社は出資者名簿→総社員の同意書など)
- 定款
- 登録株主および取締役全員の身分および住所証明書
取締役と株主が複数いる場合は、
- 取締会決議書(Resolution of the Board of Directors)
- 代理人委任状(Power of Attorney to the Representative)
などがメールで送られてくるので、記入・提出します。
HFMの口座開設手順
こちらの口座開設ページで、法人(企業)を選んで入力を進めます。
(公式)口座開設フォーム
「3分以内にライブ口座を開設ください」と書いてあるのは、一定時間が経つとページがタイムアウトするためです。
(タイムアウトのエラー画面)
また口座開設ページに戻って、入力を再開できます。書く内容を先にメモしておくと、スムーズです。
- 登録国:Japanを選択
- 会社名称:hotforex corp.など(株式会社はcorp.やInc.合同会社は.LLC)
- 登録番号:法人番号
- 代表者の居住国:Japanを選択
- 代表者の電話番号:最初の0なし(8012345678など)
- 名前と苗字
- メールアドレス
- 生年月日
プライバシーポリシー同意にチェックを入れて、登録をタップします。
口座を有効化してマイページにログイン
登録をすると、口座有効化のメールが届きます。
本文の「口座有効」をタップして、認証を済ませます。
口座IDとパスワードがメールで送られてくるので、マイページへログインします。パスワードは、マイアカウントメニューから変更できます。
プロフィールを入力
マイページにログインすると「My通知」が表示されます。
「click here」をタップして、次の手続き(代表者のプロフィール入力)に進みます。
- 出生国:Japanを選択
- 敬称を選択(ミスター、ミス、ミセス)
- 教育:最終学歴を選ぶ
- 役職:株主や取締役など
- 住所
- 口座通貨:米ドルかユーロ
住所は例えば「東京都渋谷区渋谷1-1-1 ホットアパート101」なら「101 hotapart 1-1-1shibuya,shibuya-ku,Tokyo」のように記入します。
入力したら「保存して続行」で次へ進みます。
企業情報と申告内容
次に企業情報を提出します。
- 純資産価値
- 資金源
- 本社所在地
- ビジネスの性質(業種)
- CFDs(外国為替、金属、コモディティ)取引経験を選ぶ
申告内容は、当てはまらなければすべて「いいえ」で大丈夫です。
申告内容
- あなたまたは御社の取締役/株主の方は過去に有罪判決を受けたことがありますか、あるいは未解決の刑事責任の告訴をされていますか?
- あなたは公的要職に就いていますか?あるいはご家族に公的要職に就いていた方がいますか?
- あなたの事業構造は基準を満たしていますか米国 IRS 金融機関?
- あなたの事業体は、NFFE領域外または能動NFFEを除く上場されている非金融外国事業体(またはその関連会社)と取引をおこなっていますか?
- あなたの会社には税制目的でアメリカ合衆国の市民もしくは居住者として分類されるオーナーが数多くいますか?
*IRS:アメリカ合衆国内国歳入庁
*NFFE:金融機関以外の外国事業体
利用規約にチェックを入れて、続行します。
本人確認書類を提出
代表者の本人確認書類をアップロードします(PDFかJPEG)。
本人確認書類
- 身分証明書
パスポート(本人写真付きページ)
マイナンバーカード(表裏)
運転免許証(表裏) - 住所確認書(6ヶ月以内に発行)
電気、ガス、水道、電話の明細
銀行やクレジットカードの明細
法人書類を案内メールに返信
プロフィール入力と本人確認の提出をしてから、翌営業日に法人書類のメール提出案内が届きました。
- メールタイトル:HotForex新規法人口座開設ありがとうございます
- 送信元:backofficeasia@hotforex.com
法人書類はマイページからアップロードできないので、届いたメールに返信(添付)します。
口座設定をして取引スタート
口座開設が完了したら、マイページで口座の設定をします。口座の設定方法は個人口座と同じなので、こちらの記事を参考ください。
(参考)HFMの口座種類と設定方法
取引プラットフォームをダウンロードして、入金をしたら取引できます。
(詳細)HFMの入金方法と限度額
HFMの法人口座メリットとデメリット
HFMで法人口座を作るメリットは、税金です。
税金のメリット
- 税率が下がる(年900万円が目安)
- 損失を繰り越せる(最長10年間)
- 含み損益も計上(節税効果)
- 経費(損金)の対象と計上割合が増える
- 相続税と財産分与で有利になる
- 詳細:海外FX法人化の税金メリット
逆にデメリットは、各種手続き費用と必要書類です。
法人口座のデメリット
- 住民税の均等割(7万円〜)
- 設立:株式会社が約25万円、合同会社が約10万円
- 税理士:年間30万円など(決算と顧問契約)
- 司法書士:各種手続きで数万円(登記移転で10万円超えなど)
- 必要書類:株主と役員が多い場合、本人確認が手間
取引条件は個人口座と同じで、アカウントは併用できます。
まとめ
役員や株主が複数いる場合、書類のデメリットが大きいと思いました(英文もあり)。HFMは個人口座も作れます。
(公式)HFM
- 英語の書類は対応できない
- 役員(株主)全員分の書類は用意できない
- 法人カード(ビジネスカード)を作れない
場合は代表者の書類だけでOK、代表者の個人カードも使える業者も検討してみてください。こちらの記事にまとめました。
(詳細)海外FXの法人口座まとめ