TradingView(トレーディングビュー)には、日本語の公式YouTubeチャンネルがあります。今回は使い方の解説動画から、最初に知れてよかった内容をピックアップしました。
使い方の動画内容
- 色分けの設定ルール
- トレンドラインの引き方
- バックテスト(収益シミュレーション)
- チャートデータの保存方法
- 投稿機能(蜂屋すばるさんの解説)
使い方や機能は、こちらの公式ページの詳細メニュー(スマホはアバウトメニュー)からもチェックできます。
(公式)TradingView
そして特に便利だと思った機能10選も、記事の最後にまとめました。
トレーディングビューで売買注文ができる海外FX業者は、イージーマーケットです。スリッページなしの損切り設定など独自機能が使えます!
(参考)イージーマーケットの評判
TradingViewの色分け設定ルール
チャートに表示する、インジケーターの見やすい配色についてです。移動平均線、一目均衡表、ストキャスティクス、ボリンジャーバンドで解説されています。
私も最初に、色分けのマイルールを決めています。上昇ラインは緑、下降ラインは赤、水平線は青などです。
インジケーターも順番(時間や幅)ごとに、色を統一すると見やすいです。
スキャルピングやデイトレードでは特に、環境認識のスピードが大切だと思います。そのため、パッと見てすぐ分かるようにしています。
TradingViewのトレンドライン引き方
上位足(週足など)で長期のトレンドを把握し、下位足(日足など)に落とし込んでいくセオリーな流れが学べます。
今回はテクニカル指標の「フラクタル」を使って、トレンドの起点(高値と安値)を見つけています。
ラインはローソク足の実体とヒゲ、どちらに合わせるか?もつい気になることがあります。
ローソク足は日本人には定番ですが、世界的に見ればバーチャートも基準です。神経質になりすぎず、ラインも「幅」を持たせて捉えようと思います。
TradingViewのストラテジーテスター(移動平均線など)
ストラテジーは、インジケーターに売買サインを出すプログラムのことです。ストラテジーテスターは、ストラテジーの収益シミュレーションができる機能です。
シミュレーションは「バックテスト」とも呼ばれ、売買戦略がどれくらい有効か?過去データから検証します。資金や取引量から細かい損益予測ができるので、稼ぐ目安になります。
今回は「2本の移動平均線の交差ストラテジー」を例に、解説されています(ゴールデンクロスとデッドクロス)。
TradingViewのチャートデータ保存(ダウンロード)
作成したチャートは、エクスポート機能でデータを保存できます(csvファイル)。設定やインジケーターなども反映されます。
エクセルですぐ使える、時間表示の変更方法は勉強になりました。
TradingViewのアイデア投稿(トレード記録)
アイデア投稿は、TradingViewのSNS機能(コミュニティ)です。自分のチャート分析を公開したり、他トレーダーの考え方が学べます。
投稿は非公開にすれば、自分用のトレードノートにすることもできます。
今回は解説は、専業トレーダーの「蜂屋すばる」さんです。FX上達のために、アウトプットが重要な理由も説明してくれています。
TradingViewの便利だと思った機能10選
使っていて、特に便利だと思った機能を10個紹介します。
便利な機能一覧
- ウォッチリスト
通貨ペアや銘柄を一覧表示(価格情報も) - マグネット
高値・安値・終値などにカーソルが吸い付く(ラインが引きやすい) - 描画のロックと表示切り替え
描画の固定と表示・非表示がワンクリック - リスクリワード測定
ワンタップでリスクリワードを表示(ロングとショート) - チャートの共有
チャート画面の公開とURL共有が可能 - リプレイ
チャートを隠していつでも過去検証を再生 - テキストノート
記録やメモが簡単(Evernoteのように) - ペーパートレード
デモトレード機能(FX会社の口座開設不要) - 株式スクリーナー
銘柄の絞り込み(証券会社のスクリーニング) - 経済指標カレンダー
日時、結果、予測値の一覧(国のフィルタリングも可能)
TradingView対応の海外ブローカー
トレーディングビューで取引できる、海外FX業者です。業者名のリンクをタップすると、詳細説明が見れます。
使える海外FX業者
- イージーマーケット
独自機能付き(スリッページなしで損切り設定など)
ちなみにBigbossの公式アプリは、TradingViewのチャートを採用しています。
(参考)Bigbossの公式アプリ
XMなどの有名ブローカーも、まだ未対応です。
海外FXではMT4とMT5が主流なので、トレーディングビューの今後の拡大を期待しています。
まとめ
TradingViewの最大のメリットは「クラウド」と「共有」です。そして株、FX、暗号資産(仮想通貨)まで幅広くトレードできます。
すべての端末で設定を同期できて、各種機能はサーバー管理なのでログインし続ける必要もありません(パソコンとアプリ)。
そしてSNSのように、気軽に他のトレーダーと情報やアイディアを共有できます。最近では投資家の高橋ダンさんも、MACDの使い方などを公開しています。
無料版と有料プランがあり、有料には特に5つのメリットを感じました。詳細はこちらの関連記事を参考ください。
まずは無料お試しができるので、気軽に始めてみてください。