Exness(エクスネス)は禁止行為がないため、自動売買が自由にできます。
取引プラットフォームは、MT4とMT5がどちらも使えて、EA(自動売買ソフト)を稼働させることが可能です。
(スタッフとのチャット内容)
Exnessは、自動売買に向いている海外FX業者です。
自動売買向きの理由
- VPSが無料で使える(仮想専用サーバー)
- スプレッドがとても狭い(0pips〜)
- 約定率は100%(スタンダード口座)
- スリッページなしも可能(プロ口座)
- レバレッジ無制限&ロスカットなし
VPSが無料で使えるので、ほったらかしで自動売買ができます(パソコンを起動し続ける必要なし)。
(公式)Exness
また、コピートレード(ソーシャルトレード)もできるので、プロの手法を学びながら、利益が出ているトレード戦略に乗っかれます。
Exnessは自動売買が制限なくできる
Exnessは禁止行為がないため、自動売買が自由にできます。
取引プラットフォームは、MT4とMT5どちらも使えるので、EA(自動売買ソフト)を動かせます。
ただし、Exnessに損害を与えるような悪質な行為は、ペナルティを受ける可能性があるのでご注意ください。
1回の取引量は、0.01〜200ロットが基本で、ポジション数に制限もありません。細かい設定は、口座タイプで変わるのでご確認ください。
参考:Exnessの口座タイプ
Exnessで自動売買をするメリット
Exnessでは、下記の自動売買メリットがあります。
- VPSが無料で使える
- スプレッドがとても狭い
- 約定力が高い(スリッページなしも可能)
- 無制限レバレッジ
- ロスカットなし
VPSが無料で使える
Exnessは、VPSが無料で使えます。
サーバースペックは標準レベルですが、スペックが物足りなければハイスペックプランも紹介してくれます。
VPSの利用条件
- 100ドル以上の口座残高
- 500ドル以上の入金履歴
- 14日間で1回以上の取引
海外FX業者のVPSサービスは、月額30ドルが相場です。無料利用の条件もExnessと比べて厳しいため、ExnessのVPSサービスは良心的といえます。
スプレッドがとても狭い
Exnessのスプレッドは、業界トップクラスに狭いです。
スプレッドは基本的に、スタンダード→プロ→ロースプレッド→ゼロ口座の順に狭くなります。
口座タイプの特徴
- スタンダード口座:通常スプレッド
- スタンダードセント口座:通常スプレッド(少額用)
- プロ口座:スキャルピング向き(スリッページなし)
- ロースプレッド:マイナー通貨ペアとCFDにおすすめ
- ゼロ:主要通貨ペアとゴールドのスプレッドが狭い
即時約定のプロ口座は、スリッページが原則起こらないため、スキャルピング向きです。
またゼロ口座は、主要通貨ペアやゴールドが安定スプレッドです(0pips〜変動幅固定)。
約定力が高い、スリッページが起こらない口座タイプあり
Exnessの約定率は100%(スタンダード口座)です。
そして約定スピードは10ms(0.01秒)以内で、スムーズな取引環境を実現しています(海外FX業者の相場は0.1〜1秒ほど)。
またプロ口座は、即時約定のためスリッページが発生しません(原則)。
Exnessはスキャルピングや両建ても自由にできるので、ポジション量の多い自動売買も問題なくできます。
関連記事
・Exnessのスキャルピング
・Exnessの両建てルール
無制限レバレッジ&ロスカットなし
Exnessのレバレッジは最大2,000倍で、取引量と証拠金の条件を満たせば無制限も可能です。
さらにロスカットがないため、証拠金がなくなるまでポジションをキープできます。
またポジション保有中も出金(資金移動)できるので、利益が出たら原資を抜いて、負けないトレードが可能です!
Exnessの自動売買におすすめのEAサービス
Exnessの自動売買に、おすすめのEAサービスを2つ紹介します。
- ゴゴジャン(GogoJungle)
- EA-BANK
ゴゴジャン(GogoJungle)
ゴゴジャン(GogoJungle)は、日本最大級のEA販売サービスです。
2007年の運営から会員は10万人を超え、日経でラジオ番組も持っています。
(公式)ゴゴジャン
EA-BANK
EA-BANKは、100種類以上のEAが無料で使い放題です。
EA-BANKは、パートナーであるFX会社から紹介手数料を受け取り、EAの開発者に製作費用を支払っています。この仕組みによってトレーダーは、EAを無料で利用できます。
(公式)EA-BANK
Exnessで自動売買をする注意点
Exnessの自動売買では、下記の点に注意が必要です。
- サーバー時間はGMT+0
- プロ口座は約定拒否が起こる可能性がある
- 経済指標発表時や休日の前後は、レバレッジが制限される
サーバー時間はGMT+0(タイムゾーン)
Exnessのサーバー時間は、GMT+0です。海外FX業者はGMT+2が主流のため、タイムゾーンの違いにご注意ください。
GMT+2が主流の理由は、ニューヨーク市場の終了が0時になるように設定するためです(日足を確定させたい)。Exnessは他社よりも日足が一本多くなるため、長期足のテクニカル分析に注意しましょう。
GMT(Greenwich Mean Time)はグリニッジ標準時のことで、MT4(MT5)の表示時間です。イギリスのグリニッジ天文台を基準にして、世界各国の時刻を定めてます。
GMTの時刻
- GMT+0(イギリスのグリニッジ)
- GMT+2(海外FX業者の主流)
- GMT+9(日本時間)
- *夏時間は1時間早まる(3月〜10月)
ExnessのVPSサーバーも、メインサーバーの近くに設置されています(オランダのアムステルダム)。
プロ口座は約定拒否が起こる可能性がある
Exnessのプロ口座は、約定拒否(リクオート)が起こる可能性があります。
プロ口座は即時約定のため、スリッページは原則起こりません。注文価格で約定しますが、少しでも価格がずれると約定できません。
自動売買をきっちり約定させるなら、他の口座タイプをお使いください。
参考:Exnessの口座タイプ
レバレッジが制限されるケース
Exnessでは、口座残高や取引時間帯でレバレッジ制限がかかります。
レバレッジが制限されるケース
- 口座の有効証拠金
- 銘柄の個別設定銘柄
- 経済指標の発表時
- 一部の取引時間帯(休日の前後など)
経済指標発表の15分前〜5分後は、レバレッジが200倍に規制されます。
レバレッジの引き下げにより、証拠金維持率が下がるため、ポジションを保有中は意識しておきましょう。
ExnessでEAを設定する手順
ExnessでEAを設定する手順は、下記の流れとなります。
- Exnessの口座を開設
- VPSを申し込む(必要があれば)
- 取引プラットフォームをインストール
- EAを用意する(購入やダウンロード)
- EAを取引ツールに設定して稼働開始
Exnessの口座を開設する
まず、Exnessの口座を開設します。口座タイプごとに200個ずつ口座を作れるので、まずは1つを気軽に開設しましょう。
追加の口座開設は、マイページからいつでも可能です。
(公式)口座開設フォーム
口座タイプ
- スタンダード口座
取引手数料は無料
通常スプレッド - プロ口座(3種類)
取引手数料は片道3.5ドル/ロット〜
狭いスプレッド(0pips〜)
VPSを申し込む
Exnessの口座を開設したら、希望に応じてVPSを申し込みます。
自動売買中はEAを動かすため、取引ツール(パソコン)を起動させておく必要があります。
無料のVPSを使えば、ウェブ上にもう一つパソコンを用意できます。自分のパソコンを動かす必要がなくなるので、ほったらかしで運用できます!
MT4(MT5)をインストール
EAを動かすために、取引プラットフォームを用意します。
ExnessはMT4とMT5どちらも使えるため、口座ごとに併用も可能です。
- MT4:EAに標準対応(海外FXの定番)
- MT5:非対応のEAもまだある(次世代で高性能)
MT5に非対応のEAもあるため、使えない場合は、MT4の口座で利用しましょう。
MT4(MT5)はパソコン版、アプリ、ウェブトレーダーがあり、ウェブトレーダーはダウンロード不要です。
関連記事
・ExnessのMT4ダウンロード方法
・ExnessのMT5ダウンロード手順
EAを購入・ダウンロード
Exnessの自動売買に使う、EA(エキスパートアドバイザー)を用意します。
国内で人気の販売サービスは、ゴゴジャン(GogoJungle)です。2007年の運営から会員は10万人を超え、日経でラジオ番組も持っています。
(公式)ゴゴジャン
無料のEA希望なら、100種類以上のEAが無料で使える「EA-BANK」を利用しましょう。
(公式)EA-BANK
EAを取引ツールに設定して稼働
最後にEAをMT4(MT5)に設定します。
- 指定フォルダに実行ファイルを移動
- 自動売買を許可する
- EAを稼働させて自動売買スタート
細かいパラメータはデフォルト設定にしていますが、不便は現状ありません。
(参考)MT4のEA設定手順
Exnessはコピートレードもできる
Exnessは、コピートレードもできます。
コピートレードは、プロトレーダーや優秀な売買プログラムと同じ取引をする仕組みです。その特徴から、ソーシャルトレードやミラートレードとも呼ばれます。
Exnessでは手法を提供する側を「戦略プロバイダー」、コピーする側を「投資家」と呼んでおり、現在2万人以上の投資家が参加しています。
ソーシャルトレードの参加方法
- 戦略プロバイダー
700万円以上稼ぐ人もいます(手数料は最大50%) - 投資家
1,000以上の戦略から選べます(利益率300%超えなど)
戦略や手法を学んだり、自動売買に収益をプラスするのに楽しめます。
参加方法(アプリダウンロードと登録)
投資家はアプリをダウンロードしてログイン、戦略プロバイダーはマイページから参加登録をします。
「Exness Social Trading」アプリをダウンロードします。
Exnessのアカウント情報(メールアドレスとパスワード)でログインできます。まだアカウントを持っていない方は、こちらの口座開設手順を参考ください。
好きな戦略プロバイダーを選んで、コピーを開始できます。
(ソーシャルトレーディングメニュー)
戦略プロバイダーの登録は、マイページのメニューからできます。
まとめ
Exnessは、レバレッジ無制限でロスカットなしです。ナンピン系EAも、最後までポジションを持って勝負できます。
EAの設定方法は、他の業者と基本同じです(MT4とMT5)。
Exnessでは公式サイトのヘルプセンターに手順解説があり、分からないことはカスタマーサポートにライブチャットですぐ聞けます。
口座は複数持てるので、自動売買専用の口座を作ることも可能です。
(公式)Exness
EAが無料で使い放題の海外FX業者もいるので、こちらの記事にまとめました。
参考:海外FXの自動売買まとめ