Exness(エクスネス)の出金は、手数料無料で即日反映が可能です。1回の出金で、1ドル〜1,000万ドルまで引き出せます。
出金方法一覧
- クレジットカード(デビットカード)
- 銀行振込(国内送金)
- 仮想通貨(ビットコインなど)
- ビットウォレット、スティックペイ、パーフェクトマネー
- バイナンスペイ
- 公式:Exness
Exnessでは不正利用やマネーロンダリングを防止するために、出金と資金移動にルールが設定されています。
ルールを守らないと、出金は拒否される可能性が高いのでご注意ください。ルールを把握しておけば、出金できない時も慌てずに対応できます。
Exnessの出金ルール
Exnessでは安全な出金のために、ルールが設定されています。
- 入金と同じ決済方法で出金する(例外あり)
- 出金方法には優先順位がある(クレジットカードが最優先)
- 入金額と同じ割合で出金する
- ポジション保有中も出金可能(ロスカットなし)
- 一度も取引がないと出金拒否になる(意図的な出金拒否はしない)
入金と同じ決済方法で出金する
Exnessでは、入金で使った決済方法で出金することが原則です。
不正利用やマネーロンダリングを防止するために、入金と同じ決済サービスで出金することは、海外FXの一般的なルールです。
ただし、クレジットカードに関して、下記の場合は他の決済方法で出金します。
他の決済方法で出金するケース
- 入金したクレジットカードの有効期限が切れている
- 入金したクレジットカードを解約している
- クレジットカードの返金期限を過ぎている(Exnessは90日間)
クレジットカードの返金期限は、海外FX業者ごとに設定されています。
出金方法には優先順位がある
Exnessでは、マネーロンダリングを防止するために、出金方法に優先順位があります。
出金方法の優先順位
- クレジットカードへの返金(入金額)
- ビットコインへの返金(入金額)
- 利益の出金(銀行振込、仮想通貨、オンラインウォレット)
クレジットカードとビットコインは、入金額の返金が最優先されます。
クレジットカードの返金が最優先される理由は、返金期限とチャージバック(売上取り消し)の悪用防止です。クレジットカードへの返金期限は、海外FX業者ごとに設定されています。
入金額によって出金額の割合が決まる
Exnessで出金できる金額額の割合は、入金額によって決済方法で振り分けられます。
出金額の割合例
- 10万円を入金(クレジットカードで5万円、ビットコインで5万円)
- 10万円の利益が出て、口座残高が20万円になった
- 10万円を返金(クレジットカードで5万円、ビットコインで5万円)
- 10万円を出金(他の入金履歴がある決済方法で5万円、ビットコインで5万円)
- *決済方法の入金割合が5:5なので、出金も同じ割合
日本のクレジットカードは仕様上、利益の出金ができません。クレジットカードへ入金額を返金したら、他の入金履歴がある決済方法で利益を出金します。
また、入金比率による出金可能額は、出金画面では案内されません。またカスタマーサポートでも出金可能額は案内されないため、入金履歴から自分で計算する必要があります。
(サポートのチャット回答)
出金可能額の計算が面倒であれば、入金方法を1つに絞ることをおすすめします。
ポジション保有中も出金可能
Exnessでは、ポジションを保有中でも出金できます。
ただし口座残高(余剰証拠金)を出金すると、証拠金維持率が下がるため、ポジションの強制決済にご注意ください。
- 証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100
- 有効証拠金=口座残高+含み損益
Exnessはロスカットがないので、証拠金維持率が0%になるとポジションは強制決済されます。ゼロカット採用なので、借金のリスクはありません。
*ゼロカットは、マイナスの口座残高を0に戻すサービス
一度も取引がないと出金拒否になる
出金元の口座で一度も取引がないと、出金は拒否されます。
(スタッフの回答内容)
例えば利益を出した口座Aから口座Bへ資金を移動し、一度も取引がない状態で口座Bからの出金は拒否されます。
Exnessは0.01ロットから取引できるので、取引をしてから出金をしましょう。
またExnessは、トレーダーに損失を与えるような意図的な出金拒否は一度もありません。
(スタッフの回答内容)
2008年から幅広い金融商品を提供している業界最大手の金融グループが、あえて信用を失うような行為をする必要はないからです。
ただし規約違反やExnessに損害を与えかねない行為が認められた場合は、利益の出金を拒否される可能性などがあります。
Exnessは禁止行為がないため、スキャルピング、自動売買、両建てが自由にできます。悪質な取引でない限り問題ないので、確認や修正依頼が来たら素直に対応しましょう。
関連記事
・Exnessのスキャルピング
・Exnessの自動売買対応
・Exnessの両建てルール
Exnessの出金方法一覧
Exnessの出金方法一覧です。
1回の最低入金額 | 1回の最高入金額 | 着金時間の目安 | |
---|---|---|---|
クレジットカード | 0ドル | 10,000ドル | 最大10営業日 |
銀行振込 | 210ドル | 28,000ドル | 2〜3営業日 |
仮想通貨 | 10ドル | 1,000万ドル | 24時間以内 |
ビットウォレット | 1ドル | 22,000ドル | 即時反映 |
スティックペイ | 1ドル | 10,000ドル | 即時反映 |
パーフェクトマネー | 2ドル | 100,000ドル | 即時反映 |
バイナンスペイ | 1ドル | 5,000ドル | 即時反映 |
*即時反映は、当日処理が完了次第
クレジットカード(デビットカード)
クレジットカード(デビットカード)で入金した場合は、まずは同じクレジットカードへ入金分を出金します。
出金は返金(取消)扱いになり、Exnessからカード会社へキャンセルの申請をします。
クレジットカードの出金情報
- 1回の出金限度額:0〜10,000ドル
- 出金の目安時間:3〜5日(最大10営業日)
クレジットカード出金が最優先の理由は、利用(入金)から90日間以上経つと返金(出金)できないためです。もし返金できない時は、他の決済方法を利用します。
利用(入金)と締め日が同じ場合、相殺処理で返金が利用明細に反映されないこともあります。もし10日以上経っても返金が確認できなければ、Exnessのカスタマーサポートまたはクレジットカード会社に相談しましょう。
銀行振込(国内送金)
Exnessの銀行出金は、国内送金が可能です。本人名義であれば、入金と出金で別の銀行口座を利用できます(楽天銀行で入金して、三井住友銀行で出金など)。
銀行振込の出金情報
- 1回の出金限度額:210ドル〜28,000ドル
- 出金の目安時間:2〜3営業日
出金日数の目安は2〜3営業日ですが、体感としては翌営業日には着金するので早くて助かってます。
仮想通貨(暗号資産)
仮想通貨の出金時間は、最短即日(1営業日以内)です。決済限度額が高いため、資金をまとめて出金できます。
1回の出金限度額
- ビットコイン(BTC):10ドル〜1,000万ドル
- テザー(USDT):100ドル〜1,000万ドル
- USDコイン(USDC):100ドル〜1,000万ドル
ビットコインの送金手数料(マイニングフィー)は、利用者が負担します。そのため手数料は変動し、その都度出金画面に表示されます。
手続きの流れは、こちらの公式動画も参考ください。
テザーは法定通貨と連動するステーブルコインなので、マイニング手数料はありません。送信先アドレスと金額を入力して、手続きをします。
bitwallet(ビットウォレット)
bitwallet(ビットウォレット)は、即時反映が可能です。
bitwalletの出金情報
- 1回の出金限度額:1〜22,000ドル
- 出金の目安時間:即時反映(当日中が目安)
海外FXの定番決済サービスで、銀行口座への出金手数料も安いです。
STICPAY(スティックペイ)
STICPAY(スティックペイ)は、即時反映が可能です。
STICPAYの出金情報
- 1回の出金限度額:1〜10,000ドル
- 出金の目安時間:即時反映(当日中が目安)
Exnessで非対応の決済サービスも使えるので、利用価値が高いです(カードブランドや暗号資産)。
Perfect Money(パーフェクトマネー)
Perfect Money(パーフェクトマネー)は、即時反映が可能です。
Perfect Moneyの出金情報
- 1回の出金限度額:2〜100,000ドル
- 出金の目安時間:即時反映(当日中が目安)
Perfect Moneyは、海外FXではまだ浸透しておらず、日本語サポートも万全ではありません。
オンラインウォレットは、bitwalletかSTICPAYをおすすめします。
BinancePay(バイナンスペイ)
BinancePay(バイナンスペイ)は、即時反映が可能です。
BinancePayの出金情報
- 1回の出金限度額:1〜5,000ドル
- 出金の目安時間:即時反映(1時間以内が目安)
BinancePayは、大手仮想通貨取引所のBinanceが提供する決済サービスです。Binanceのアカウントを作り、アプリをダウンロードして利用できます。
ただし日本居住者は、BinancePayの新規登録ができません。すでにアカウントを持っている方のみ利用できるのでご注意ください。
(公式)Binance
Exnessの資金移動方法とルール
Exnessでは口座間の資金移動も可能で、出金に関わる手続きです。資金移動(振替)のルールと注意点を理解することで、出金がスムーズに行えます。
- 内部振替(自分の口座)と外部振替(他ユーザーの口座)が可能
- 本人確認が完了していないと、利用制限がある
- クレジットカードとビットコイン出金は、内部振替のみ対応
資金移動は、マイアカウントの出金メニューから手続きできます。
(出金メニューの資金移動)
内部振替(自分の口座)と外部振替(他ユーザーの口座)が可能
Exnessでは、内部振替(自分の口座)と外部振替(他ユーザーの口座)が可能で、送金可能額が変わります。
送金の上限額
- 自分の口座:1〜1,000万ドル/回
- 他ユーザーの口座:口座タイプの初回最低入金額〜月額500ドル未満
口座タイプの初回最低入金額は、スタンダード口座が10ドル(一部5ドル)、プロ口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座が1,000ドルです。
本人確認が完了していないと利用制限がかかる
資金移動では、本人確認による利用制限があります。
本人確認による利用制限
- 振込人は、本人確認(身分証の認証)が完了している必要がある
- 受取人の本人確認が済んでいない場合、振替上限額は月間2,000ドルに制限される
本人確認未完了の場合、入金限度額も制限されるので、早めの手続きをおすすめします。
出金方法の注意点
資金移動後の出金について、下記のルールがあります。
資金移動の出金ルール
- 振替先口座の出金方法は、振替元口座の入金方法と同じにする
- クレジットカードとビットコインは、内部振替のみ利用可能
外部振替(他ユーザーの口座)に関して、パートナー報酬とクレジットカード入金から稼いだ利益は、入金方法と異なる出金方法も使えます。
参考:Exnessの入金方法
Exnessから出金できない原因と対処法
Exnessから出金できない時は、下記の原因が考えられます。
出金できない主な原因
- 本人確認が完了していない
- 入金履歴がない
- 出金の優先順位を守っていない
- 一度も取引をしていない
- 出金希望額が可能額の範囲外
もし出金画面に表示されていない決済方法があれば、入金履歴がなく使えない状態です。状態は利用者によって変わり、私は最初ビットコインの表示がありませんでした。
(最初の出金画面)
一度入金に使えば、出金に利用可能な方法として表示されます。
出金の目安時間を過ぎても、手続きが処理中で着金しない場合は、一度カスタマーサポートに相談してみてください。決済の担当者が原因を調査し、現状と解決方法を教えてくれます。
Exnessの出金に関するよくある質問
Exnessの出金に関する、よくある質問をまとめます。
- 土日も出金できる?→はい
- 出金はキャンセルできる→いいえ(申請後すぐは間に合う可能性あり)
- 楽天銀行へ出金できる?→はい
- ゆうちょ銀行へ出金できる?→はい
土日も出金できますか?
はい、土日も出金できます。
ただし銀行振込は、銀行の処理対応によって翌営業日の着金になる場合があります。
出金はキャンセルできますか?
いいえ、処理中または完了した出金をキャンセルはできません。
出金申請をしてすぐであれば、キャンセルが間に合う可能性があるので、カスタマーサポートへご相談ください。
楽天銀行へ出金できますか?
はい、楽天銀行へ出金できます。
ゆうちょ銀行へ出金できますか?
はい、ゆうちょ銀行へ出金できます。
まとめ
Exnessは出金手数料無料で、ポジション保有中も出金できます。
出金方法は入金方法と同じであり、出金可能額は入金方法の入金額割合で決まります。スムーズに出金するなら、入金方法は1つに絞ることをおすすめします。
1つのアカウントで口座は複数持てるので、資金移動や追加口座開設は気軽に行いましょう。
(公式)Exness