MAM(マム)とPAMM(パム)は、投資信託のような仕組みです。プロトレーダーや、金融免許のある投資会社に運用をおまかせできます。
MAMとPAMMのメリット
- 丸投げできる(面倒な設定や準備なし)
- 利益に応じた手数料(投資家を勝たせることに本気)
EA(自動売買ソフト)で必要なバージョンアップ対応や、VPSの設置も不要です。そして投資家に利益を出すほど手数料が増えるので、本気でトレードをしてくれます!
MAMとPAMMの違い
MAMとPAMMの違いは、口座の管理と開設方法です。
MAM(Multi Account Manager)は、投資家の口座で取引を行います。自分の口座で資金を管理できて、リアルタイムで取引履歴も見れます。
PAMM(Percentage Allocation Management Module)は、運用側の口座で取引します。資金を預けますが、運用者は投資家の資金を引き出せないので安心です。
会員ページにログインして、運用成績や取引履歴も確認できます。
コストは無料が一般的ですが、FX会社によっては発生することがあります。MAMはシステム利用料(100円/ロットなど)、PAMMは口座管理費(入金額の0.1%など)です。
そしてMAMの口座開設は、運用者の招待や紹介者が必要なことが一般的です。紹介者IDを記入し、通常の口座開設をします。
(Gemforexにチャットで確認)
対してPAMMは通常口座を開設後、カスタマーに聞けば手続きを教えてくれます(公式ページから申し込めることもあります)。
MAM・PAMMとEA(自動売買ソフト)との違い
EAとの違いは、手数料と自由度です。
MAMとPAMMは丸投げする代わりに、手数料(利用料)と制限が発生します。
手数料は利益の10〜15%程度です(運用者によって変わります)。またポジションの決済や出金も、条件付きで自由にはできません。
対してEAは最初に購入したら、あとは自由に使えます(無料のものもあります)。その代わりMT4への設置や入れ替え、必要があればVPS(仮想サーバー)の利用などを自分で行います。
稼働と停止は1タップで切り替え可能で、停止すればすぐに出金もできます。
稼働やメンテナンスが手間ならMAMとPAMM、利益は丸々ほしいならEAがおすすめです。
(参考)海外FXの自動売買・EA特集
MAM・PAMM対応の海外FX会社一覧
日本居住者が口座を作れる海外FX会社です。まずは通常口座を開設して、その後会員ページから追加するかカスタマーサポートに依頼してください。
リンク先の専用記事から、スペックを確認できます。
MAM口座対応のFX会社
PAMM口座対応のFX会社
まとめ
MAMとPAMMは、EAと比べて「なんかむずかしいな」と最初感じました。ですが要は「手数料払うからこの資金で勝ってくれ」というシンプルな仕組みです。
自分(運用者)が稼ぎたいならまずは相手(投資家)を勝たせるという、手数料の関係は個人的に信用できます。
そのためEAも、手数料モデルを積極的に稼働させています(実際に利益も出ています)。
稼いでいるトレーダーやプログラムの取引を生で見れるので、勉強もかねて引き続き利用していきます。
コピートレードが気軽にできる海外FX業者もあるので、合わせて活用してください。