Tradeview(トレードビュー)は、公式ページでスプレッドの一覧を公開しています。数値はリアルタイムで、対象はILC口座(0pips〜でスプレッドが狭い)です。
(公式)リアルタイム値はこちら
(0pipsの表示:MT4のスマホアプリ)
トレードビューは、平均スプレッドを算出していません。金融機関からのレートを、そのまま提供して記録を取っていないからです。
そのため特定時間の参考値を、商品別にまとめました。そしてXMやタイタンFXと比較した結果、スプレッドは狭かったです(負けてない)。
Tradeviewの口座タイプと取引手数料
MT4とMT5には、2つの口座タイプがあります(スタンダードとILC)。
口座の種類(MT4とMT5)
- スタンダード
取引手数料なし、スプレッド目安1pips〜 - ILC
取引手数料あり(往復5ドル)、スプレッド目安0pips〜
ILC口座はスプレッドが狭い代わりに、取引手数料がかかります。往復(注文と決済)で5ドルなので、スプレッド換算すると+0.5pipsです(1ドル=0.1pips)。
ちなみに取引手数料は、業界最安水準です!
(参考)海外FXのECN口座手数料
取引手数料を加味しても、ILC口座の方がスプレッドは狭いです(原則)。
(担当者に確認しました)
cTrader口座のスプレッドと手数料は、ILC口座と同じです。バイキング口座も、基本ILC口座と同じです(カリネックス社のLPレートのため、多少異なることがあります)。
(詳細)Tradeviewの口座開設方法
Tradeviewの平均スプレッドは算出されていない
トレードビューでは、平均スプレッドを算出していません。
(スタッフのメール回答)
スタッフの回答内容
スプレッドは市場の状況により常に大きく変化をし弊社はLPからのフィードをそのままご提供し、記録を取っていない為に平均値の算出はできかねてしまいます。
MT4口座の気配値表示パネルを開いていただきフィードのご確認をお願いいたします。
(参考)海外FXのLPについて
そのためブログや口コミでシェアされている、平均値や比較内容は参考程度にしています。
Tradeviewのスプレッド一覧
特定時間のスプレッドを、参考値として取扱商品ごとにをまとめました。
参考値の算出方法
- 平日15時
- ILC口座
- 単位はpips
- 取引手数料は除外
FXの通貨ペア
取引量の多い主要通貨ペアと、クロス円です。
- ユーロドル(EURUSD):0.2
- ドル円(USDJPY):0.3
- ポンドドル(GBPUSD):0.7
- ユーロ円(EURJPY):0.5
- ポンド円(GBPJPY):0.8
- 豪ドル円(AUDJPY):0.5
商品先物
商品先物の数値です。
- ゴールド(GOLD):2.2
- シルバー(SILVER):1.0
- 原油(CRUDE):1.6
- 天然ガス(NGAS):1.9
- 金ユーロ(GOLDEUR):2.5
- ブレンド原油(UKOIL):2.0
インデックス(株価指数)
株価指数の数値です。
- ナスダック(NDX):16
- ダウ平均(WS30):35
- S&P500(SPXm):10
- 日経平均(J225):18
- ドイツ(GDAXI):64
- オーストラリア(AUS200):10
- フランス(FCHI):11
仮想通貨(ビットコインなど)
仮想通貨の数値です。
- ビットコインドル(BTCUSD):7.4ドル
- ビットコイン円(BTCJPY):4,143円
- イーサリアムドル(ETHUSD):0.7ドル
- ライトコインドル(LTCUSD):2.0ドル
- リップルドル(XRPUSD):0.0026ドル
ビットコインのスプレッドは、業界最小水準です!
(参考)Tradeviewの仮想通貨取引
Tradeviewのと海外FX業者のスプレッドを比較
XM(ゼロ口座)とタイタンFX(ブレード口座)で、平均スプレッドを比較しました。
対象は同じくスプレッドが狭い口座で、手数料は往復1ロット分です。そして実質スプレッドは数値+手数料です(単位はpips)。
トレードビュー | XM | タイタンFX | |
---|---|---|---|
手数料 | 0.5 | 1.0 | 0.7 |
ユーロドル | 0.2 | 0.1 | 0.2 |
ドル円 | 0.3 | 0.1 | 0.3 |
ポンドドル | 0.7 | 0.3 | 0.6 |
ユーロ円 | 0.5 | 0.4 | 0.7 |
豪ドル円 | 0.5 | 1.2 | 1.1 |
ポンド円 | 0.8 | 1.2 | 1.5 |
トレードビューが参考値ではありますが、スプレッドは主要業者に負けていません。
通貨ペアごとの業者比較は、こちらの記事にまとめてあります。
(参考)海外FXのスプレッド比較
まとめ
トレードビューのスプレッドが狭い理由は、ボーナスやキャッシュバックがないからだと思います。
海外FX業者の主な利益はスプレッドと手数料なので、売上の一部をボーナスなどで還元することが一般的です。
トレードビューは最初からスプレッドを狭くして、還元してくれています。その結果口座開設が殺到して、新規受付を停止したことがあります。
最近法人口座を開設しましたが、変わらず申請が混み合っていました。
リアルタイムで0pipsも表示されるので、取引が活発な時間帯は高いコスパが期待できます。
ただし流動性が低い時間帯(早朝や指標発表時など)は、広がることがあるので注意しましょう。