easyMarkets(イージーマーケット)は、取引手数料無料で原油を取引できます。
原油取引の条件
- 取扱銘柄:ブレント、WTI(暖房油、軽油、天然ガスもあり)
- スプレッド:0.2pips〜(固定と変動が選べる)
- 1回の取引量:0.01〜50ロット(ポジション数は無制限)
- 最大レバレッジ:400倍
- スワップポイント:マイナス
アカウントのランクが上がると、スプレッドも狭くなります!
easyMarketsの原油取引情報
easyMarketsの原油銘柄は、定番のブレントとWTIから、珍しい暖房油と軽油も取り扱っています。
休場時間がない銘柄もあるので、夜間取引も可能です。
取り扱い銘柄
原油を含めた、エネルギーCFD銘柄です。
取り扱い銘柄
- WTI(OIL / USD)
ウエスト・テキサス・インターミディエイト
米国経済の健全性を表す指標で、流動性と透明性が高い - ブレント(BRT / USD)
イギリス北海のブレント油田などから採掘される軽油
世界原油量の3分の2を占める主要商品 - 暖房油(HEO / USD)
- 軽油(GAS / USD)
- 天然ガス(NGS / USD)
暖房油と軽油が取引できる、海外FX業者は珍しいです!
(参考)海外FXの原油トレード
取引時間
取引時間は、平日ほぼ24時間対応です(月曜日の朝から土曜日の朝まで)。
- OILUSD、HEOUSD、NGSUSD
平日6:00〜翌6:00(月曜日は4:00に開場、金曜日は3:00に閉場)
3:00〜4:00は取引時間外 - BRTUSD、GASUSD
平日6:00〜翌3:00 - 冬時間(10月〜3月)は1時間遅くスタート
取引量とポジション数
1回の取引量は0.01〜50ロットです。
そして口座あたりのポジション数は、無制限です。
easyMarketsの原油取引条件
easyMarketsは禁止行為がありますが、明確な取引制限ではないので、個人レベルで一般的な取引は問題ないです。
- 固定と変動スプレッドが選べる
- スプレッドはアカウントランクで変わる
- 自社ツールもある(独自機能が使える)
という点が特徴的です。
取引制限と禁止行為
easyMarketsに損失を与えかねない、意図的な行為は禁止されています。
主な禁止行為
- 悪意のある取引(アービトラージなど)
- 早朝6時〜9時のスキャルピング(日本時間)
- 参考:easyMarketsの両建てルール
口座間の両建てはOKですが、業者間取引をメインにすると注意を受ける可能性があります。
またスキャルピングの目安は、15分未満のポジション決済です。時間帯以外の制限はなく、スキャルピング向きの条件がそろっています!
自動売買はMT4(MT5)でEAを動かせますが、自社プラットフォームは自動売買ができません(独自システムのため)。
(参考)easyMarketsの自動売買
レバレッジと必要証拠金
原油のレバレッジは最大400倍で、銘柄と取引ツールで決まっています。
最大レバレッジ
- OIL / USD:100倍、200倍、400倍
- BRT / USD:100倍、200倍、400倍
- HEO / USD:20倍、50倍、100倍
- GAS / USD:100倍、100倍、100倍
- NGS / USD:10倍、50倍、100倍
- 左から自社プラットフォーム、MT4、MT5
そして1ロット当たりの取引単位(コントラクトサイズ)も、個別設定です。
- OIL / USD:1,000
- BRT / USD:1,000
- HEO / USD:42,000
- GAS / USD:100
- NGS / USD:10,000
例えばOILを110ドルで1ロット、200倍のレバレッジで持つ場合、6,000円ほどでポジションを持てます。
- 必要証拠金=(価格×ロット数×コントラクトサイズ)/レバレッジ
- 必要証拠金=(110ドル×1ロット×100バレル)/200=55ドル
FX通貨ペアは最大500倍で、口座残高や取引量の制限なしです!
スプレッドと取引手数料
スプレッドは固定(MT4と自社ツール)と変動(MT5)で、取引手数料は無料です。
そしてスプレッドは、アカウントタイプでも変わります。
アカウントタイプ
- スタンダード
入金額:20ドル〜、スプレッド:1.9pips〜 - プレミアム
入金額:2,000ドル〜、スプレッド:1.4pips〜 - VIP
入金額:10,000ドル〜、スプレッド:0.9pips〜 - 参考:easyMarketsのスプレッド
公式サイトに公開されているスプレッドは以下です。
公式発表のスプレッド
- OIL / USD:0.4、0.3、0.2
- BRT / USD:0.4、0.3、0.2
- HEO / USD:2.5、2.0、2.3
- GAS / USD:10、5.0、2.5
- NGS / USD:1.2、0.5、0.1
- 左から自社ツール、MT4、MT5
- 自社ツールとMT4は、VIPアカウントが対象
MT5は変動スプレッドなので、参考のため実測しました(平日10時頃)。
(MT5アプリの銘柄一覧)
MT5の参考スプレッド
- OIL / USD:0.3
- BRT / USD:0.4
- HEO / USD:2.6
- GAS / USD:7.5
- NGS / USD:0.6
公式発表の数値と大きな差はないと、確認できました。
*原油はボラティリティ(価格変動幅)が大きいので、時間帯や流動性によってはスプレッドが広がる場合もあります。
スワップポイント
原油のスワップポイントは、基本マイナスです。
- OIL / USD:-1.716、-1.716
- BRT / USD:-2.383、-0.560
- HEO / USD:-0.776、-0.018
- GAS / USD:-2.265、-0.053
- NGS / USD:-0.135、-0.500
口座間の両建てはOKなので、業者間でスワップポイントの最大化ができます!
ただしアービトラージが禁止なので、業者間両建てをメインにすると注意を受ける可能性があります。
まとめ
easyMarketsは、自社ツールの独自機能が特徴的です。
- TradingViewも連携して使える
- 損失の出た取引をキャンセルできる
- スリッページなし(取引価格を一時停止)
口座は取引プラットフォームごとに作れるので、使い分けができます。
(公式)口座開設フォーム
原油取引がさらにハイレバや、スワップポイントがプラスの海外FX業者もいるので、こちらの記事にまとめました。
(参考)原油取引の海外FX業者まとめ