レバレッジ無制限、スプレッドが狭い、禁止行為なし!海外FX業者のお手本

海外FXの始め方

海外FXの金融ライセンスとは?種類と取得業者一覧

海外のFX業者は名前の通り、海外(日本以外)で金融ライセンスを取得しています。

金融ライセンスは、金融業を行うために必要な免許のことです。金融庁などの発行機関が企業を審査するので、ライセンスは信用に直結します。

xmの金融ライセンス

(XMTradingを運営するTradexfin Limitedのライセンス)

海外で免許を登録しているので、日本の金融庁に金融商品取引業の届け出をしていません。そのため金融庁には、無登録業者として名前が公表されています。

そして無登録業者は、日本で勧誘行為ができません。日本語のホームページを用意して、あくまで利用者が自発的に登録するスタイルを取っています。

そのため自分から海外FX会社に登録をして、取引することは問題ないです(実際にまだトラブルは一度もないです)。

本記事では、主要海外FX業者のライセンス発行国をまとめました。

海外FXと金融免許の事前知識

海外FXの金融ライセンスを知る前に、日本の法律との関係を解説します。

  • 海外FX業者が日本で免許を取らないのは、制限を回避するため
  • 日本で登録されていない海外FX業者は、注意喚起されている
  • 未登録の海外FX業者は、日本での営業活動ができない

海外FX業者が日本で金融免許を取らない理由

海外FX業者が日本で金融免許を取らない理由は、下記の厳しい取引条件を回避するためです。

日本で登録すると提供される条件

  • ゼロカットなし(借金リスクあり)
  • 最大レバレッジは25倍に制限

国内のFX業者は、トレーダーの損失補填が禁止されています(金融商品取引法38条の2)。そのためレバレッジを規制して、顧客が資金を一気に失うリスクを下げています。

対して海外のFX業者は、トレーダーの損失を補填できます。もし残高がマイナスになってもゼロに戻す「ゼロカット」を提供できるため、借金のリスクはありません。

さらに最大レバレッジは3,000倍や、無制限の海外FX業者もいます!

このように安心して自由な取引環境を提供するために、海外FX業者は日本で免許を取っていません。

(参考)国内FXと海外FXの違いを比較

金融庁が無登録業者を公表する理由

国内のFX業者は金融庁(財務局)に届け出をして、金融商品取引業を行います。海外FX業者は海外でライセンス登録をしているので、日本の金融庁には登録されていません。

そのため「無登録の海外所在業者」として、金融庁のホームページに公表されています。

(金融庁)無登録業者について

日本語のホームページなどが確認されたFX会社から、随時掲載されている状況です。わざわざ無登録業者として公表している理由は、2点考えられます。

無登録業者を公表する理由

  1. 国内業者の優遇(税金の確保)
  2. トラブルの防止(無許可業者のリスク)

国内業者は日本で納税をします。そのため売上が上がれば、税金も増えて国が潤います。

そして海外でもライセンスを取得せず、無許可運営をする業者の存在も否定できません。無許可であればトレーダーを守る法律がないので、出金拒否などのトラブルになりかねません。

被害を受けてから日本の窓口に相談されても対応できないので、事前に注意を促しています。

無登録業者は日本での勧誘行為ができない

金融商品取引法に基づく登録を受けていない海外FX会社でも、勧誘行為をしなければ国内居住者と取引できます。

登録を受けない外国証券業者であっても、その取引相手が証券会社やその他金融機関等の場合、もしくは証券業者が「勧誘」及び「勧誘に類する行為」をすることなく国内居住者から注文を受ける場合は、国内居住者との取引をすることができます。

(参考)外国証券業者に関する法律施行令・第2条

ただし日本で勧誘行為をすることは違法です。勧誘は取引や口座開設を促すような、営業行為が該当します。

(参考)無登録業者の勧誘について

金融庁のホームページには「インターネットに日本語ホームページを開設する等」という記載があります。ですがホームページが日本語対応している、海外FX業者も多く見かけます。

これは「日本のトレーダーが自発的に口座開設していて、勧誘は一切していない」という認識と事実があるためです。

実際に「ウェブサイトは日本居住者を対象としたものではありません」と、注意書きをしている会社もあります。

例えば大手業者の「XMTrading」は平成24年6月に無登録業者として登録されましたが、現在も日本市場で問題なく運営が続いています。

(参考)XMTradingの評判と安全性

海外FXの金融ライセンスを確認するポイント

海外FXライセンスを見るポイントは、次の2点です。

  • 金融ライセンスを取得しているかどうか
  • どこの国で取得しているか

ライセンスはサービスを展開したい国と、提供したい取引条件から選ばれます。

まずは金融ライセンスを取得しているかどうか

まずは、金融ライセンスを取得していることが一番大きなポイントです。

金融ライセンスをどこの国でも取得していなければ、詐欺やトラブルにあっても法律が守ってくれません

また金融庁や専門機関の審査を受けていないため、取引条件やサービス内容の適正も疑われます。

海外FX業者は一般的に、取得した金融ライセンスを公式サイトで公開しています。もし非公開で、カスタマーサポートに聞いても回答がなければ、利用しないことをおすすめします。

次にどこの国で取得しているか

次に、どこの国で取得しているかがポイントになります。

国によって認められるライセンスが変わるため、海外FX業者はサービスを展開したい国で認められているライセンスを取得します。

そのためFXサービスを展開する企業は、グループ会社を作り、営業国によって会社を分けてそれぞれライセンスを取得することが一般的です。

海外FXのグループ例

  • 親会社:全体を管理
  • 子会社A:ヨーロッパ向け
  • 子会社B:日本向け

ライセンス審査の厳しい国で取得することは、企業の安全性を示す指標のひとつにはなります。ですが展開国で認められなければ意味がなく、審査基準が高いほどレバレッジ、ボーナス、取引条件も厳しくなります。

ライセンスを取りやすい国だから安全性が低いわけではなく、顧客に好条件のボーナスやレバレッジを提供できるメリットもあります。

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金融ライセンスの審査基準

金融ライセンスは、金融事業を行うための審査において、一定基準をクリアした企業に発行される営業許可証です。

審査基準は発行国で変わり、イギリスやオーストラリアなどの主要国は審査が厳しい傾向にあります。

主な審査項目

  • 経営状態
  • 資産管理の体制
  • 個人情報の取り扱い
  • 入出金システム
  • 取引環境
  • サービス内容

審査基準が厳しいライセンスを取得すれば、企業の信頼性は上がります。ですがライセンスが日本で使えなければ日本から利用できないので、子会社などで日本が認めているライセンスを取得する必要があります。

海外FXの金融ライセンス発行国と取得業者

ライセンスの発行国と、取得業者をまとめました。

発行国と主な取得業者

  • セーシェル共和国:XMTradingなど
  • バヌアツ共和国:タイタンFXなど
  • ニュージーランド:GemForex(現在はモーリシャスに移行)
  • モーリシャス:GemForex
  • ベリーズ:アキシオリーなど
  • ケイマン諸島:Tradeview
  • バミューダ:Traders Trustなど
  • キプロス:easyMarketsなど
  • セントビンセントおよびグレナディーン諸島:BigBossなど
  • イギリス領ヴァージン諸島:iFOREXなど

ライセンス事業は資源や人口が少ない島国が、経済発展のために参入してきた歴史があります。聞きなれない名前かも知れませんが、業界では信用と実績があります。

セーシェル共和国

セーシェル共和国は、東アフリカ沖のインド洋に浮かぶ諸島です。

セーシェル金融サービス局(Seychelles Financial Services Authority)は2013年に設立された自治規制機関で、銀行以外の金融サービスを担当しています。

対象の海外FX業者

  • XMTrading(エックスエム)
  • GemForex(ゲムフォレックス)
  • Exness(エクスネス)
  • HFM(HotForex)
  • IS6FX(旧is6com)
  • FXGT
  • easyMarkets(イージーマーケット)

海外FXの代表格・XMTradingをはじめ、ハイレバレッジな業者がそろっています。

(参考)海外FXのレバレッジ比較

バヌアツ共和国

バヌアツ共和国は、南太平洋に位置する島国です。

バヌアツ金融サービス委員会(VFSC:Vanuatu Financial Services Commission)は1993年に設立され、金融サービスの規制や企業監査を行なっています。

対象の海外FX業者

  • Titan FX(タイタンFX)
  • Milton Markets(ミルトンマーケッツ)

タイタンFXの取締役社長・Martin St. Hilaire氏は、バヌアツ金融センター協会の会長も務めています。確かなスペックと親身なサポートに納得です。

(参考)タイタンFXの評判まとめ

ニュージーランド

ニュージーランド金融市場局(FMA:Financial Markets Authority)は、2011年に設立された規制当局です。

対象の海外FX業者

  • GemForex(ゲムフォレックス)
  • 現在はモーリシャス、セーシェル、セントビンセントで取得しています

ゲムフォレックスの独自性の高さは、ライセンスも理由のひとつだと思います(他業者と差別化ができる)。

ゲムフォレックスの独自スペック

  • 自動売買(EAとミラートレーダー)が無料で使い放題
  • ロースプレッド口座も取引手数料無料
  • レバレッジは最大1,000倍固定(5,000倍の口座もあり!)
  • 詳細:ゲムフォレックスの評判

モーリシャス

モーリシャスは、アフリカ東側のインド洋に位置する島国です。金融業界では、国際金融の経由地として知られています。

2001年に発足したモーリシャス金融サービス委員会(FSC)が、金融サービスを中心にライセンスを管理しています。

対象の海外FX業者

  • GemForex(ゲムフォレックス)

ゲムフォレックスは日本人が設立し、現在も役員とスタッフの半数は日本人です。自動売買(EA)も無料で使い放題なので、日本のトレーダーに特におすすめです!

(公式)ゲムフォレックス

ベリーズ

ベリーズは、中央アメリカの東岸に位置する国です。

ベリーズの国際金融サービス委員会(IFSC:International Financial Services Commission)は1999年に設立され、規制機関として活動しています。

対象の海外FX業者

  • AXIORY(アキシオリー)
  • FBS
  • Anzo capital(アンゾーキャピタル):日本市場から撤退済み

アキシオリーは禁止行為やペナルティなしで、自由に取引できます。FBSは最高レバレッジ3,000倍で、ハイレバの先駆けです。

ケイマン諸島

ケイマン諸島はカリブ海の諸島で、イギリスの海外領土です。

国内の金融庁(CIMA:Cayman Islands Monetary Authority)は、1991年に設立されました。

対象の海外FX業者

  • Tradeview(トレードビュー)

Tradeviewは口座開設が殺到して、新規登録の受付を一時停止するほどの人気です。

(詳細)Tradeviewがボーナスなしでも人気の理由

バミューダ

バミューダは、北大西洋にある諸島でイギリスの海外領土です。

バミューダ金融当局(BMA:Bermuda Monetary Authority)は1969年に設立され、金融機関を検査しています。

対象の海外FX業者

  • FX Giants(FXジャイアンツ)
  • FXDD
  • Traders Trust(トレイダーズトラスト)
  • IronFX(アイアンFX)

トレイダーズトラストとアイアンFXは、1,000万円以上の追加資金がもらえます!

(詳細)海外FXの入金ボーナス一覧

キプロス

キプロス共和国は、地中海東部にあるキプロス島の南部を占めています。

キプロス証券取引委員会(CySEC:Cyprus Securities and Exchange Commission)は、2001年に設立された金融規制当局です。

対象の海外FX業者

  • easyMarkets(イージーマーケット)
  • FxPro
  • FBS
  • FXCC

イージーマーケットは自社ツールも提供していて、独自機能(損失取引のキャンセルやスリッページなし)が使えます!

(参考)イージーマーケットの口座開設特典

セントビンセント・グレナディーン諸島

セントビンセントおよびグレナディーン諸島は、カリブ海の南部に位置する国です。セントビンセント島を主島にして、小さな群島が連なっています。

国内金融庁(SVGFSA)は2012年に設立され、金融機関を統制しています。

対象の海外FX業者

  • GemForex(ゲムフォレックス)
  • BigBoss(ビッグボス)
  • IS6FX(グループ会社)

BigBossは独自のポイントプログラムで、取引ごとにボーナスが還元されます。

(参考)BigBossのボーナスプラン

イギリス領ヴァージン諸島

イギリス領ヴァージン諸島は、英国の海外領土です(カリブ諸島)。

金融サービス委員会(BVI FSC:British Virgin Islands Financial Services Commission)は、2001年に設立されました。

対象の海外FX業者

  • iFOREX(アイフォレックス)
  • IFC Markets
  • easyMarkets(イージーマーケット)

共に独自ツールを提供する、珍しい業者です(iFOREXはFXnet Viewer、IFC MarketsはNetTradeX)。

まとめ

金融庁の案内だけ見ると、海外FXって大丈夫なの?と思うかも知れません。ですが各社ホームページでライセンスの取得先を公開し、法に基づいた運営をしています。

そのため日本に住んでいても、海外のFX業者を使って取引することは問題ありません。

会社の経営方針によって、ライセンスの変更・追加もありえます。最新情報は、カスタマーサポートへの確認が確実です。

国(発行機関)によって、審査基準は変わります。審査が厳しければ信用は上がりますが、サービスやスペックは落ちる可能性があります。

逆に審査が厳しすぎない国を選べば、ボーナスやスプレッド縮小でトレーダーに還元できます!ライセンスにこだわりすぎず、実際に使ってみた体感も大切にしてみてください。

(参考)安全性の高い海外FX業者ランキング

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