スリッページが原則発生しない、または保証制度付きの海外FX業者を紹介します。
スリッページに有利な業者
- エクスネスのプロ口座(インスタント方式)
- イージーマーケット(独自機能)
- ミルトンマーケッツ(保証制度)
- SvoFXのスタンダード口座とマイクロ口座(インスタント方式)
どの海外FX業者も、独自性・希少性の高いスペックのため、利用価値が高いです。
スリッページリスクが低い海外FX業者
スリッページのリスクが低い、海外FX業者一覧です。業者名のリンクをタップすると、詳細説明へ移動します。
スリッページの対応 | 最大レバレッジ | スプレッド | |
---|---|---|---|
エクスネス | インスタント方式の口座 | 無制限 | 0pips〜の安定 |
イージーマーケット | 取引価格の停止機能 | 2,000倍 | 固定と変動 |
ミルトンマーケッツ | 保証制度で肩代わり | 1,000倍 | 狭い口座も手数料無料 |
SvoFX | インスタント方式の口座 | 2,000倍 | 0pips〜可能 |
Exness(エクスネス)はスペックの高さから、海外FX業者のお手本とされるケースが多いです(複数業者の担当者に確認しました)。
レバレッジ無制限&ロスカットなし【Exness】
Exness(エクスネス)のプロ口座は、インスタント方式です。FX会社が即時決済をしてくれるため、スリッページは原則起こりません。
また、指標発表時など相場が大きく変動する可能性がある局面でも、即時約定は問題なく実行されます。
(担当者の回答内容)
海外FXでは、トレーダーの注文を市場にそのまま流す「マーケット方式」が主流です。インスタント方式の口座やFX会社は少ないため、希少性が高いです。
レバレッジ無制限でロスカットなし、さらにポジション保有中に出金もできるので、原資を抜いて負けないトレードができます!
(公式)Exness
ゼロ口座は0pips〜で、メジャー通貨やゴールドなどが安定スプレッドです(変動幅が固定)。
関連記事
・Exnessの評判まとめ
・海外FXの取引方法
取引価格を一時停止できる独自機能【easyMarkets】
easyMarkets(イージーマーケット)は、取引価格を画面上で一時停止できる「フリーズレート機能」があるため、スリッページをなくすことができます。
取引のキャンセル機能も備わっており、自社プラットフォームならではの独自機能が大きなメリットです。
また、TradingViewのチャートも連携できるので、TradingViewユーザーにもおすすめの海外FX業者です。
(公式)口座開設フォーム
当サイトはeasyMarketsとタイアップ中のため、スプレッドが狭い口座へ特別条件でアップグレードできます!
スリッページ保証制度付き【Milton Markets】
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)は、スリッページ保証制度があります。条件を満たすと、スリッページ分を支払ってくれます。
保証の条件
- スリッページ幅が1pips以上
- 約定時間が500ms以上
- 約定時間がマーケットオープン・クローズ時前後60分以外
- 約定時間が指標発表・ニュース等の前後30分以外
スプレッドが狭い口座も、取引手数料無料なので、コスパ良くトレードできます。
(公式)口座開設ページ
MT4で最新のMacOSにいち早く対応するなど、細やかなサポートやサービス品質も魅力です。
スリッページは最小限【SvoFX】
SvoFXは、スリッページが原則発生しない、即時約定の口座を使えます。また、サーバーの強化により、他の口座タイプもスリッページは最小限です。
スプレッドが狭く、取引手数料も安いです。取引に応じたポイント還元プログラムも完備しているので、コスパ良くトレードできます。
(公式)SvoFX
当サイトはSvoFXとタイアップ中のため、アカウント登録で特別に100ドルの口座開設ボーナスがもらえます!
関連記事
・SvoFXの口座開設ボーナス
・SvoFXのスプレッド一覧
・SvoFXの口座タイプ
スリッページについて
スリッページは、注文と約定(売買成立)の価格差です。「スベる」「スリップする」とも言われます。
海外FX業者では平均して、1秒以内に99%以上の注文が処理されています。そのため通常の相場では、スリッページが起こる可能性は低いです。
スリッページが発生する理由は、売買成立のタイムラグです。注文はFX会社のサーバーで処理されます(約定価格はカバー先の金融機関から決定)。
そのため為替レートが大きく変動する時間帯や、想定外の相場で発生しやすいです。
価格差は、利益にも損失にもなります。例えばドル円を1ドル=100.01円で買い注文をして、100.00円で成立したら0.01円(1pips)のプラスです。逆に売り注文ならマイナスです。
1pipsは100円(1万通貨)です。取引が増えれば、コストがかさむリスクもあります。
ですが事前に、MT4で許容範囲を設定できます(個人的目安は0〜1pips)。そして成行以外の指値・逆指値・複合注文は、業者によってスリッページの対象外です。
参考:海外FX業者の約定力
スリッページが発生しやすい時と対策
スリッページの原因はタイムラグなので、価格変動が大きい時と注文処理が遅れる時に発生しやすいです。
スリッページが起こりやすい時
- 早朝
- 週明け(窓)
- 指標発表(雇用統計など)
- ロールオーバー(ポジションの翌日持ち越し)
- 流動性の低い通貨ペア(マイナー通貨など)
急な価格変動による注文増加は、サーバー処理が遅れることもあります。そのため、注文数を小分けにすることは有効です(10ロットを3,3,4ロットずつなど)。
逆に普段から取引量が安定している通貨ペアや、流動性が高い時間帯はスリッページが起こりにくいです。
またスリッページが起きない注文方法で、発注することもできます。成行以外の指値・逆指値・その他複合注文は、業者によってスリッページの対象外です。
ボラリティ(価格変動)によって、注文方法を使い分けるとコストカットにつながります。
参考:海外FXの主要通貨ペア
MT4のスリッページ設定と許容範囲
MT4のオプション→取引→価格誤差のデフォルトで、スリッページの許容範囲を設定できます。
「直近を再使用」か「デフォルトを指定」で値を入力します。MT4の単位はポイントで、1ポイント=0.1pipsです。
ちなみに国内業者のDMMFXでは、注文時のデフォルトは「2pips」に設定されています。ドル円(1ドル=100円)を1万通貨取引するなら、2pips=200円です。
海外FX業者のスリッページ設定は、国内FX業者より小さい値で問題ないと判断しています。国内FX業者はスプレッドが原則固定などで狭い分、スリッページを手数料と捉えている可能性があるからです。
実際に、世界基準の取引ツール・MT4でデフォルトをプルダウンすると、0〜5ポイント(0〜0.5pips)であり、国内FX業者より狭い値になっています。
ただし許容範囲は狭すぎると、注文が成立しない(約定しない)ことがあります。そのため、1pips(10ポイント)を最大目安にしています。
まとめ
海外FX業者の主な利益は、取引手数料(スプレッド)です。トレーダーが取引するほど、会社の売上も伸びます。
つまり利害関係が同じなので、トレーダーの稼ぎに本気です。
スリッページもなるべく起きない(コストを増やさない)ように、設備環境を整えています。
取引や設定で気になることがあれば、カスタマーサポートに相談してみてください。今回紹介した海外FX業者は、日本語サポートも完備されており、可能な限り情報を開示してくれます。
参考:海外FXの評判まとめ