XMTrading(エックスエム)は、コスパ良く原油取引ができます。
原油取引の基本情報
- 最大レバレッジ:200倍(現物と先物銘柄あり)
- スプレッド:標準的(取引手数料は無料も可能)
- スワップポイント:先物銘柄はスワップフリー
- ストップレベル:ゼロ(スキャルピング向き)
- 取引銘柄:4種類(WTI、WTIミニ、ブレント、ロンドン軽油
公式サイトの「トレーダーダッシュボード」で、現在の買い・売り状況が分かります(トップページの下部にあります)。
ダッシュボードは15分ごとに更新され、1時間前のデータが表示されます。
(公式)エックスエム
XMTradingの原油取引銘柄
取引量の多さと流動性の高さから、原油価格の代表的な指標として以下の商品が挙げられます(世界三代原油)。
- WTI:アメリカ(ニューヨーク市場)
- ブレント:イギリスの北海領域(ロンドン市場)
- ドバイ:中東(アジア市場)
海外FX業者ではWTIとブレントの取り扱いが一般的で、XMTradingでも取引できます。
WTI原油(OIL)
WTI原油(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、アメリカを代表する取引量の多い原油商品です。
テキサス州やニューメキシコ州を中心に産出され、硫黄分が少なくガソリンを多く抽出できます。
ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)に上場していて、NY原油とも呼ばれます。
WTI原油ミニ(OILMn)
WTI原油ミニは、WTI原油の取引量を減らした商品です。
WTI原油の取引サイズは1ロットあたり100バレルですが、ミニは10バレルです。
取引条件はWTIと同じなので、少額投資に向いています。
ブレント原油(BRENT)
ブレント原油は、イギリスの北海領域で採れる原油です(北海ブレントとも呼ばれます)。
WTIと同じく世界的な原油商品で、硫黄分が少なく軽質油です。
インターコンチネンタル取引所(ICE)に上場し、ヨーロッパを中心に取引されています。
ロンドン軽油(GSOIL)
ロンドン軽油は、原油を精製した後の軽油です。
精製の工程が入っているため、価格は原油に比べて高価になります。
WTIとブレントに比べるとマイナーなため、取り扱う海外FX業者は少ないです。
天然ガス(NGAS)
天然ガスは、主にロシアなどで採掘されています。
WTIと同じくニューヨーク・マーカンタイル取引所に上場していて、メジャーなCFDです。
ロシアのシェア率が高いため、世界情勢の影響を受けやすい特徴があります。
XMTradingの原油取引の基本情報
XMTradingの原油先物商品は、取引期限が設定されています。
期限前に自分で決済するか、満期日に決済されるまで保有するか選べます。
スワップポイントは付かないので、保有コストはスプレッドと取引手数料のみです。
取引時間
XMTradingの原油取引は、平日ほぼ24時間可能です。ただし、早朝に1〜2時間ほど取引できない時間帯があります。
取引時間(夏時間)
- ブレント(BRENT):09:05-06:55
- ロンドン(GSOIL):09:05-05:55
- 天然ガス(NGAS):07:05-05:55
- WTI(OIL):07:05-05:55
- WTIミニ(OILMn):07:05-05:55
- 金曜日は45分早く閉場
- 冬時間(11月〜3月)は1時間遅くなります
取引量とポジション数
XMTradingの1回の最低取引量は1ロットです。最大取引量と1ロット当たりの取引単位(コントラクトサイズ)は、銘柄ごとに設定されています。
1回の最大取引量と取引単位
- ブレント(BRENT):400ロット、100 Barrels
- ロンドン(GSOIL):500ロット、4 Tonnes
- 天然ガス(NGAS):300ロット、1000 MMBtu
- WTI(OIL):400ロット、100 Barrels
- WTIミニ(OILMn):4,000ロット、10 Barrels
口座単位の最大ポジションは200です。
原油の基本単位はバレルで、1バレル=約159リットルです。そして価格は、1バレル=100ドルのように決まります。
原油価格に取引単位をかければ、1ロット当たりの金額ができます(必要証拠金はレバレッジで変動)。
限月(先物期限)
先物取引では、先物の期限が満了する月(限月:げんげつ)が設定されています。
限月は大体1ヶ月〜3ヶ月で設定されていて、取引ツールまたは公式サイト(取引商品>エネルギー)で確認できます。
(公式)エックスエム
(MT5の銘柄一覧)
例えばJUL22は2022年7月、AUG22は2022年8月までです。
そして銘柄ごとに、取引開始日と満期日が毎月更新されます。満期日の前日は決済のみ可能で、満期日に未決済のポジションは強制決済されます。
(日付けは銘柄詳細で確認できます)
新しい限月銘柄の取引開始日の翌営業日が、前契約の満期日です。そのため取引開始日から2営業日は、以前の限月銘柄も表示されます。
銘柄やチャートが表示されない場合、取引時間帯と満期日を確認ください。
新しい限月銘柄が表示時間される時間は、明確に決まっていません。リクイディティプロバイダ(LP)から、提供された時点での反映となります。
(参考)海外FXのLPについて
XMTradingの原油取引条件
XMTradingの原油取引条件について見ていきます。
- スキャルピングと自動売買は自由
- 両建ては同じ口座で可能(口座間は禁止)
- レバレッジは最大200倍
- スプレッドはすべての口座タイプで基本同じ(測定結果)
- スワップポイントは発生しない
取引制限について
XMTradingは、スキャルピングと自動売買が問題なくできます。
約定力に定評があり、スリッページも起こりにくいです。そしてストップレベルは0なので、秒スキャにもおすすめです!
両建ては同じ口座で可能で、口座間の両建ては禁止です。
(参考)XMTradingの両建て
レバレッジと必要証拠金
XMTradingの、現物銘柄の最大レバレッジは200倍です。先物銘柄の最大レバレッジは、商品で個別設定されています。
先物銘柄の最大レバレッジ
- ブレント(BRENT):66.7倍
- ロンドン(GSOIL):33.3倍
- 天然ガス(NGAS):33.3倍
- WTI(OIL):66.7倍
- WTIミニ(OILMn):66.7倍
- 必要証拠金=(価格×ロット数×コントラクトサイズ)/レバレッジ
なので例えばWTIが100ドルの時に1ロットを50倍のレバレッジで持つ場合、2万円くらいでポジションを持てます。
- 必要証拠金=(100ドル×1ロット×100バレル)/50倍=200ドル
WTIの場合ミニ銘柄なら、2,000円の少額投資も可能です(コントラクトサイズが10)。
XMの通貨ペアは最大1,000倍が適用されます。もちろんゼロカット対応なので、借金の心配なくハイレバで勝負できます!
スプレッドと取引手数料
XMTradingの取引手数料とスプレッドの狭さは、口座タイプで変わります。
口座タイプとスプレッド
- スタンダード口座
スプレッド:通常、取引手数料:無料 - マイクロ口座
スタンダード口座の少額版 - KIWAMI極口座
スプレッド:狭い、取引手数料:無料(スワップフリー) - ゼロ口座
スプレッド:狭い、取引手数料:往復10ドル/ロット - 参考:XMTradingの口座タイプ比較
MT5で実測したところ、スプレッドはすべての口座タイプで基本同じでした。
*マイクロ口座とスタンダード口座は同じスプレッドなので、スタンダード口座とゼロ口座で測定しました。
参考スプレッド(pips)
- WTI(OIL):0.3
- WTIミニ(OILMn):0.3
- ブレント(BRENT):0.3
- ロンドン(GSOIL):26
- 天然ガス(NGAS):3.6
- MT5で平日の14時頃測定
(スタンダード口座とゼロ口座の一覧)
例えばWTIは最低価格変動が0.01ドルで、コントラクトサイズが100なので、1ロットあたりのスプレッドは3ドルになります(3ポイント×0.01ドル×100)。
FX通貨ペアなどは、ゼロ口座の方がスプレッドが狭くなりやすいです。口座は複数作れるので、銘柄で使い分けもできます。
スワップポイント
XMTradingの原油先物銘柄は、スワップポイントが発生しません。現物銘柄は、スワップポイントが設定されています。
原油現物銘柄のスワップポイント
- BRENT:0.77、-2.07
- OIL:-1.25、0.03
- NGAS:-4.46、4.13
- *左が買いポジション、右が売りポジション
- *単位はUSD(米ドル)
(BRENTの銘柄詳細)
スワップポイントで稼ぐなら、高金利通貨のトルコリラやメキシコペソがおすすめです。
原油の価格変動要因
原油は価格変動幅(ボラティリティ)が大きい商品で、主な理由は以下です。
- 米国の経済指標(在庫統計)
- 産出国の生産量調整
- 世界情勢と景気動向
- 為替相場
ブレントはロンドン市場、WTIはニューヨーク市場に上場しています。そのため取引が活発になるのは、欧州市場が開く15時からニューヨーク市場と重なる翌2時くらいです。
アメリカの原油在庫統計
毎週水曜日の深夜0:30(日本時間)に、米エネルギー情報局(EIA)が国内の石油在庫状況を発表します。
この経済指標が相場の予想を下回ると、原油価格は上がる材料になります。
産出国の生産量
石油輸出国機構(OPEC)の原油生産量は、世界総生産量の約40%を占めています。
そのためOPEC加盟国の生産動向は、原油市場に大きな影響を与えます。
原油価格が安くなりすぎると、自国経済に悪影響が出るので、生産量を減らして価格上昇へ動かします。
逆に原油価格が高騰すると、買い手企業や消費者が大変になるので、供給を増やして価格を下げるようにします。
世界情勢と景気
原油の主な産出国はロシア、アメリカ、欧州、中東(ドバイ)などです。
そのため原産国の情勢によって、原油価格も影響を受けやすいです。
また原油は生活に身近な商品のため、景気や消費者の動きも直結します。
消費が増えて需要と共有のバランスによって、価格も変動します。
為替相場
原油商品はドル建てが基本です。
もし円安になると、輸入単価が上がるため日本国内でのガソリンや軽油は値上がりします。
対して円高になれば、海外から安く買えるため国内価格も落ち着きます。
まとめ
XMTradingは問題なく原油が取引できて、ボーナスやポイント還元でコスパが上がります。
- 口座開設ボーナス:3,000円(無料トレード)
- 入金ボーナス:最高50万円(追加資金)
- ポイント還元:1ロット辺り3.3〜6.7ドル相当
- 詳細:XMTradingのボーナスまとめ
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最大レバレッジ500倍や、取引手数料無料のおすすめ海外FX業者もいるので、こちらの記事にまとめました
(参考)海外FXの原油特集