XM(エックスエム)は口座をまたぐ両建てが禁止されています。取引口座・銘柄・数量が、すべて同じ両建てのみ可能です。
(スタッフの回答内容)
そして口座ごとに、通貨ペアを分ける必要があります。
両建ての禁止事項
- 口座間(口座1で買い、口座2で売りなど)
- 業者間(XMで買い、別業者で売り)
- 通貨ペア(口座1でドル円、口座2もドル円など)
また特定通貨のヘッジやEA(自動売買)の注文についても、専門部署の判断で注意が入ることもあります。
注文は買いと売りをそれぞれ入れるだけですが、決済は「両建て解除」が使えます。
両建て解除はポジションをまとめて決済できるMT4(MT5)の便利機能で、スプレッドが1回分で済むのでコストが半分になります!
禁止事項と注意が必要なケース
XMの両建ては、取引口座・銘柄・数量がすべて同じ場合のみ可能です(1アカウントで8つまで口座を持てます)。そして口座ごとに、通貨ペアが完全に異なる必要があります。
禁止されているやり方の例
- 口座をまたぐ(口座Aで買い、口座Bで売りなど)
- 異なる業者間(XMで買い、ゲムフォレックスで売りなど)
- 別口座で同じ通貨ペア(口座Aでドル円、口座Bもドル円など)
また相場変動のリスクを回避するような取引は、意図せずとも両建てと見なされる場合があります。
注意が必要なやり方
- 特定通貨のヘッジ
口座Aでドル円、口座Bでユーロドルを保有など。 - EA(自動売買)の発注
別口座でポジションがある場合、両建てになる可能性。
例えばドル円とユーロドルを買いで持っている場合、ドル高ならドル円が上がり、ドル安ならユーロドルが上がります。そのため「ドルのヘッジ」と見なされることがあります。
明確な禁止事項ではないですが、担当部署の判断で注意や修正依頼が入ることがあります。
口座凍結と出金拒否の心配はなし
規約違反がばれた時は、担当部署から注意や口座停止(ひどい場合)の連絡が入ります。ですが問題なく両建てをしている限りは、口座凍結のリスクは原則ありません。
XMでは90日間以上、取引や入金がないと休眠口座になります。休眠口座になってからさらに、90日間以上残高やポジションがなければ口座は凍結されます。
ですがポジション保有中は、取引日数としてカウントされます。そのため両建てをしている間は、休眠口座になることもありません。
*最初から残高とポジションがなければ、90日後にそのまま凍結口座になります。
また規約違反をしたからと言って、トレーダーの不利益になるような意図的な出金拒否はありません(スタッフに確認済み)。
注文方法とロスカット(証拠金維持率)
両建ての注文方法は、買いと売りの注文をそれぞれ行うだけです。注文のタイミングは基本2パターンです。
注文のタイミング
- ほぼ同時
最初から相場変動リスクをなくせます。 - 後から(別々)
最初のポジションで抱えた含み損を、ストップできます。
(証拠金維持率を回復させてロスカット回避)
同じ通貨ペアを同じ数量で両ポジション持つので、必要証拠金は0になります。CFD商品(FXとゴールド・シルバー以外)の必要証拠金は50%です。
相場変動のリスクは限定されますが、スプレッドが急に広がる可能性はあります。またスワップポイントは合算されるので、マイナスが貯まると損失です。
XMのロスカット水準は、証拠金維持率20%です。含み損が増えるポジションは、強制決済されないよう資金を追加するなどしています。
両建て解除(MT4・MT5の便利機能)
両建て解除とは、両建てポジションを同時に決済できるMT4(MT5)の注文機能です。
通常決済ではスプレッドが2回発生(買いと売り)しますが、両建て解除なら1回のコストで済みます!
スマホアプリは保有ポジションで、両建て解除をタップするだけです。ダウンロード版(PC)は、注文種別から2種類の方法が選べます。
両建て解除の種類
- 通貨ペアを指定:全ポジションが対象
- 建玉を指定:1組が対象(複数ポジションある場合)
まとめ
XMの両建て条件は、海外FXで一般的な内容です。ボーナスやゼロカットの悪用を防ぐために、口座間の取引を禁止する業者が多いです。
ですが中には、両建てに制限のない業者もいます。スワップポイントを貯めるなど、口座や業者間の両建てをする時に使ってみてください。
(参考)両建てに制限のない業者
XMは口座開設ボーナス(無料トレード)、追加資金(最高50万円)、キャッシュバック(ポイント還元プログラム)がすべてそろっています。
サポートも迅速丁寧で、日本でトップクラスの知名度と人気に納得しています。両建てに限らず、おすすめできる海外FX会社です。