海外FX業者では、クレジットカードとデビットカードが使えます。プリペイドカードの可否は、業者で分かれます(本人名義ではない=バーチャルカードと判断)。
カード決済の対応
- 手数料:無料(一部少額決済は有料)
- 反映時間:即時反映(入金)、数日間(出金)
- 入金限度額:100円〜上限なし(相場)
- 出金限度額:入金額まで(原則)
- VISA、Master、JCB:海外FXで一般的
- アメックス、ダイナース、銀聯カード、ディスカバー:対応業者は少数
- ポイントも貯まる(カードへ返金しない業者)
手数料無料で即時反映なので、使いやすい決済サービスです。
この記事ではカード決済の基本情報とルール、カードブランドの対応業者、入出金手順をまとめました。
カード決済の基本情報
海外FXカード決済の、基本内容とルールをまとめます。
- 海外FXの共通ルール
- 手数料
- 反映時間
- カードのポイント付与
- デビットカードとプリペイドカードの取り扱い
- 入金できない時の対応
入出金のルール
海外FXでは安全な決済のため、共通ルールがあります。
入出金のルール
- 入金歴のある決済サービスへ出金する(原則)
- クレジットカードへは、入金分までを返金する
- 利益はカード以外の決済サービスで引き出す
クレジットカードへの返金は最優先で、理由はチャージバック(売上取り消し)の悪用防止と返金期限です。
(参考)海外FXのクレジットカード出金
手数料は無料
海外FX業者のカード決済手数料は、無料が一般的です。
数千円の少額決済は有料(1,000円など)の業者もあるので、決済ページや公式案内を確認ください。
海外サービスのカード決済手数料は、2%前後が相場です。
海外FX業者の主な利益はスプレッドなので、取引が増えるほど売上が上がります。そのため手数料を無料にして、トレードをサポートしてくれています!
入出金の反映時間
入金はカード決済後、口座に即時反映されます。
出金は同じカードへの返金(キャンセル)扱いになるので、カード会社の規定や締め日で着金日数が変わります。
カード利用明細への返金反映は、数日〜数週間が一般的です。
ポイントが貯まる海外FX業者
カードへの出金は返金(キャンセル)処理になるので、通常ポイントは付きません。
ですが他の決済方法で出金する場合、ポイントがもらえます(カード利用がキャンセルされない)!
カードへ返金しない海外FX業者は以下です。業者名のリンクをタップすると、詳細記事へ移動します。
ポイントが貯まる業者(カード返金なし)
- BigBossの出金方法
取引するほどボーナス還元&スワップポイントが有利 - IS6FXの出金方法
ボーナスを現金化できる口座が誕生(社長が元GMOの役員) - ゲムフォレックスの出金方法
自動売買が無料、スプレッドが狭い
同じカードに出金しなくても、不正利用対策はキチンと行なっているので安心です(カードの事前本人確認など)。
一部のデビットカードとプリペイドカード
海外FX会社ではデビットカードも決済可能で、私は楽天銀行やジャパンネット銀行を使っています。
ただし一部のデビットカードは、使えない時間帯があります。
例えば「みずほJCBデビット」は、土曜日の夜や日曜の明け方が利用不可です。週末の数時間なのでFXへの影響は少ないですが、知っておくと安心です。
またプリペイドカードの利用は、業者によって変わります(30社ほど見て対応は半々)。本人名義ではない場合、実体のないバーチャルカードと判断されることがあるからです。
厳密には使えないというより、利用を推奨しないという反応です(実際は決済できてしまうことも)。
(参考)海外FXのプリペイドカード事情
入金できない時の原因(海外FXで使えないカード)
入金できない時の、主な原因は以下です。
入金エラーの主な原因
- カード情報の入力ミス
- 決済限度額を超えている
- 単純な接続エラー(再試行で成功も)
- 海外FXで使えないカード
FX会社で決済限度額(数十万〜数百万/回)を超えていると、金額入力フォームで基本的にエラーが出ます。そのため限度額は、カード会社で超えている可能性が高いです。
また接続不良による入金エラーもあります。失敗しても、もう一度試したら成功したことがよくあります。2回連続で失敗したら、カスタマーに状況確認がおすすめです。
それでも無理なら、FXを含めて海外金融サービスでの利用を禁止しているカードの可能性があります。
海外FXで使えるカードブランド
カードブランドの海外FX業者対応を見ていきます。
使えないブランドでも、提携カードは使える可能性があります(アメックスとJCB、ダイナースとディスカバーなど)。
カスタマーは提携状況まで把握していないこともあるので、一度試すと確実です。
VISA
VISAは海外FX業者で標準対応です。
カード決済対応の業者では、VISAはすべて使えました(30社ほど確認)。
MASTER
マスターカードも、海外FXの定番ブランドです。
以前はVISA優勢でしたが、最近はマスターカードも盛り返している印象です(VISAはメンテナンス中など)。
JCB
JCBが使える海外FX業者も、少しずつ増えてきました。
国内銀行送金も定番化してきて、日本市場(トレーダー)への本気度を感じます。
(参考)JCBが使える海外FX業者
アメックス
アメックスが使える業者は以下です。
アメックスが使える業者
- タイタンFX(停止の時あり)
- アイフォレックス
- ゲムフォレックス
- 参考:アメックスが使える海外FX業者
決済通貨は米ドルが基本なので、決済時のレートで換算されます。
ダイナースクラブ
ダイナースクラブが使える業者は以下です。
ダイナースが使える業者
- タイタンFX
- ゲムフォレックス
- アイフォレックス
- 参考:ダイナースが使える海外FX業者
決済通貨は米ドルが基本なので、決済時のレートで換算されます。
中国銀聯(UnionPay)
中国銀聯(UnionPay)は、以下の海外FX業者で使えます。
銀聯カードが使える業者
- アキシオリー
約定データを公開しているのはここだけ
参考:アキシオリーのクレジットカード決済 - トレードビュー
約定率100%(提携LP数ダントツNo1)
参考;トレードビューの入金方法 - ゲムフォレックス(メンテナンス中)
ゲムフォレックスも対応していますが、メンテナンス中で利用できません(再開未定)。
(参考)銀聯カードが使える海外FX業者
ディスカバー(Discover)
ディスカバーが使える海外FX業者は下記です。
ディスカバーが使える業者
- タイタンFX
- ゲムフォレックス
- アイフォレックス
日本ではディスカバーを基本的に発行できませんが、JCB、ダイナースクラブ、銀聯の加盟店で使えます。
またゲムフォレックスとアイフォレックスは、すべてのカードブランドに対応しています。
クレジットカードの入金手順
業者によって細かい手順や項目の違いはありますが、一般的には以下の流れです。
- 入金先口座と金額を決める
- カード情報を入力する
- 決済完了して口座に反映
入金先口座と金額を指定する
入金先の口座と通貨を選んで、入金額を決めます。通貨は口座と同じものに指定されたり、他の通貨を選べることもあります。
カード情報を入力する
カード会社(ブランド)を選びます。
そしてカード番号・有効期限・名前(ローマ字)・セキュリティコードを入力します。セキュリティコードは、カード裏面に記載の3桁の数字です。
情報を送ったら手続き完了です。
決済をして口座に反映完了
口座に即時反映されて、すぐに取引スタートできます。
補足:本人認証は時間経過によるエラーに注意
入金前にカード会社の、本人認証が入ることがあります。現時点でFBSとAXIORY(アキシオリー)は、本人認証がありました。
カード発行時に設定した、認証パスワードを入力して完了です。ただし一定時間が経過すると、入金エラーになることがあります。
私はパスワード確認のため2〜3分空けた時に、エラーになったことがあります。すぐに再試行したら正常に入金されました。
クレジットカードの出金手順
出金は入金したカードを選び、入金額まで引き出します。
- 出金方法で入金したカードを選ぶ
- 出金額を指定する
- 出金申請を完了する
出金申請は、内容を承認するメールが届く場合もあります。詳しくは業者ごとの手続きによります。
まとめ
カード決済は、手数料無料で即時反映なのでおすすめです。
クレジットカードを持っていなければ、VISAかマスターカードのデビットカードが一枚あると便利です。
また海外FX業者では他の決済サービスもあるので、併用もできます(銀行振込、ビットコイン、オンラインウォレット)。
(参考)海外FXの入金方法
分からないことがあれば、チャットでカスタマーサポートにすぐ聞けます。