XMTrading(エックスエム)のトルコリラは、スワップポイントが毎日1,000円ほどもらえます。
トルコリラの取引条件
- ユーロ/トルコリラのスワップポイント:871円(売り)
- レバレッジは最大100倍(1,000円くらいから取引可能)
- スプレッドはKIWAMI極口座が狭い
- 口座間の両建ては禁止
- 1回の取引量:0.01〜50ロット(1ロット=10万通貨)
この記事ではトルコリラについて、スワップポイント、取引条件、取引までの手順、取り扱いの注意点をまとめました。
XMTradingのトルコリラについて
トルコリラは、トルコ共和国の法定通貨です。XMではユーロトルコリラ(EUR/TRY)と、米ドルトルコリラ(USD/TRY)を取引できます。
ただしトルコリラ円は取引できないので、トレードは他の海外FX業者をお使いください。
そしてどちらの通貨ペアも、2017年から価格が上がり続けています。
(ユーロトルコリラのチャート)
(米ドルトルコリラのチャート)
つまりトルコリラの価値は、ユーロやドルに対して下がっていることになります。
トルコ政府はトルコリラの価値を上げる(維持する)ために、金利を上げています(高金利政策)。
そのためスワップポイント(金利差の調整額)が大きく、稼ぎやすいメリットがあります!
スワップポイントの稼ぎやすさ
トルコリラはユーロや米ドルよりも高金利なので、売り(ショートポジション)でスワップポイントがプラスになります。
*ユーロや米ドルを売って、トルコリラを買うため。
スワップポイント
- ユーロ/トルコリラ(EURTRY)
買い:-7,717円(-842.65)
売り:871円(95.15) - 米ドル/トルコリラ(USDTRY)
買い:-6,632円(-724.16)
売り:580円(63.34) - 1ロット(10万通貨)の1日金額
日本円の換算は、XMの計算ツール(スワップ計算機)を使っています。
(公式)XMの計算ツール
例えばユーロトルコリラを売りポジションで1ヶ月保有したら、スワップポイントの利益は約26,130円です(1ロット分)。
*スワップポイントは変動するので、最新値は取引ツールで確認ください。
XMTradingのトルコリラ取引条件
トルコリラの取引条件を見ていきます。
- 両建て:口座間と業者間は禁止
- レバレッジ:最大100倍
- スプレッド:ゼロ口座が狭い
- 取引量と時間:FXの一般的な内容
口座間・業者間の両建ては禁止
XMでは、口座間や業者間の両建ては禁止されています。
(参考)XMTradingの両建てルール
ボーナスやサービスの悪用を防ぐため、口座間両建ての禁止は海外FXで一般的です。
異業者両建てでスワップポイントの利益を最大化する時は、両建てが自由な業者同士を使っています。
(詳細)両建てが自由な海外FX業者
レバレッジは最大100倍
トルコリラペアの最大レバレッジは100倍です。
XMの口座レバレッジは最大1,000倍ですが、トルコリラのレバレッジは個別に制限されています。価格変動が大きい通貨なので、損失リスクを回避するための安全設定です。
レバレッジの変更は、マイページから手続きできます。そして必要証拠金の計算も、計算ツールがあるので便利です。
必要証拠金の目安
- レバレッジ100倍、1ロット(10万通貨)
- ユーロトルコリラ:約13万円
- ドルトルコリラ:約11万円
- 必要証拠金=取引量/レバレッジ×価格
XMは0.01ロット(1,000通貨)から可能なので、1,000円くらいから取引できます!
スプレッドと取引手数料
スプレッドと取引手数料は、口座タイプで変わります。平日の16:30頃に測定して、スプレッドは以下です。
目安のスプレッドと取引手数料
- KIWAMI極口座(取引手数料なし)
ユーロトルコリラ:170.0pips
米ドルトルコリラ:180.0pips - スタンダード口座(取引手数料なし)
ユーロトルコリラ:547.3pips
米ドルトルコリラ:190.0pips - ゼロ口座(取引手数料10ドル/ロット)
ユーロトルコリラ:408.4pips
米ドルトルコリラ:180.0pips
ゼロ口座の実質スプレッドは+1.0pips(10ドル=1pips)なので、KIWAMI極口座がスプレッド最小です。
(KIWAMI極口座のスプレッド)
(スタンダード口座のスプレッド)
(ゼロ口座のスプレッド)
*MT4(MT5)のスプレッド表示は、ポイント(1ポイント=0.1pips)です。
KIWAMI極口座はスワップフリーなので、スイングトレードにもおすすめです。
取引量と取引時間
取引量と取引時間は、海外FXの一般的な対応です。
取引量と取引時間
- 1回の取引量:0.01〜50ロット(1ロット=10万通貨)
- 最大ポジション数:200
- 取引時間:平日ほぼ24時間
XMTradingのトルコリラを取引する手順
取引を始めるまでの流れです。
- XMの口座開設
- 取引ツールをダウンロード(MT4またはMT5)
- トルコリラを銘柄に追加
XMの口座開設
XMは口座を1人8つまで作れるので、後から追加や使い分けができます。
口座開設の目安時間は、2〜3分です。
(公式)口座開設フォーム
口座を開設したら、本人確認書類を提出して口座を有効化します。
(参考)XMTradingの口座開設方法
MT4またはMT5をダウンロード
口座を開設したら、取引ツールをダウンロードします(公式サイトまたは口座開設メールに案内あり)。
MT4とMT5の違い
- MT4:世界基準
EA(自動売買ソフト)やカスタムインジケーターと標準対応 - MT5:次世代
株のように板画面も見れる(アップデートも多い) - 参考:MT4とMT5の比較
ダウンロード手順は基本同じで、MT4の使い方動画も公開されています。
銘柄でトルコリラを選んで取引スタート
銘柄にトルコリラを追加して、取引を始めます(以下スマホアプリの手順です)。
気配値メニューで、右上の「+」をタップします。
「TRY」で銘柄検索をして、「+」をタップします。
銘柄をタップすると、取引メニューが表示されます(トレード、チャート、詳細)。詳細は、スワップポイントなどを確認できます。
XMTradingのトルコリラを取引する注意点
トルコリラは新興国通貨なので、まだ取引が少なく政治の影響を受けやすいです。
- スプレッドが広がりやすい
- 利下げと景気回復で金利が下がる可能性
- =スワップポイントのうまみも減る
スプレッドが広い(スキャルピングしづらい)
トルコリラはメジャー通貨と比べて、取引量が少ない(流動性が低い)新興国通貨です。
価格変動が大きくなりやすく、売買の成立がうまくいかず結果的にスプレッドも広がりやすいです。
そのため、スキャルピングは手数料負けになる可能性があります。ただしXMは約定力が高いので、他の銘柄はスキャルピングもおすすめです!
スワップポイントが高いので、中長期保有の方が利益を積み上げやすいと思います。
利下げの可能性
通貨価値を上げるために高金利政策を続けていますが、今後利下げの動きも出てきています。
利下げの要因
- インフレ率の落ち着き
- ローザンヌ条約の期限切れ(2023年)
インフレは物価の価値が上昇して、通貨の価値が下がる状態です。
(インフレ率のチャート@トレーディングエコノミクスより)
ここ20年ほどインフレ率は落ち着いているので、通貨の価値が保たれると高金利政策の出番も減ります。
金利が下がるとスワップポイントも小さくなりやすいので、結果的に稼ぎにくくなります。
景気回復の方向性
「トルコ国内の地下資源を100年間採掘しない」という、ローザンヌ条約の期限が2023年に切れます(締結が1923年)。
そのため今後石油の生産や輸出が始まり、国の景気が回復する可能性があります。
景気が回復して通貨価値が担保されれば、過度な金利政策も不要になります。
そうなると同じく、スワップポイントのメリットが減る可能性があります。
逆に通貨価値が上がり取引量が増えれば、スプレッドが狭くなり取引コストが下がる新たなメリットが生まれます!
まとめ
スワップポイントは海外FX業者で設定が違うので、銘柄と方向で稼ぎやすい業者を選べます。
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